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支笏湖の1月 天候・服装・道路状況を支笏湖在住ガイドがご紹介!

掲載日:2024.01.07

【2024年1月11日撮影】

 

みなさん、こんにちは!

 

支笏ガイドハウスかのあです!

 


 

支笏ガイドハウスかのあでは、国立公園支笏湖でカヌーツアーを冬も含めて一年中実施しています!

 

 

カヌーツアーの詳細情報は、こちらをクリック

 


 

北海道らしい天候になる1月の支笏湖はどういった天候でどんな服装などがよいか気になりますよね。

 

今回のコラムでは、1月の支笏湖を支笏湖在住 道産子ガイドが徹底紹介します!

支笏湖の1月の天候


 

支笏湖の天候が一番気になるポイントなのではないでしょうか。

 

東京の天候と比較して支笏湖の天候をご紹介します!

気温


 

1月になると支笏湖は、氷点下の毎日となります。

 

日中でも-10℃近くまで冷えるような日が出てくるのもこの季節です。

 

【2023年1月20日撮影】

 

また、風が強い日も多くなるのも支笏湖の冬の特徴となります。

 

この寒さこそが、北海道らしい、支笏湖らしい景色が広がる要因となり、湖畔には自然が作り出す芸術の「しぶき氷」がその姿を現し始めます。

 

【2022年1月8日撮影】

 

降水量


 

支笏湖の1月は、一年の中で2番目に降水量が少ない月となります。

 

雪が少ない年は1月中旬でもあまり雪がない年も。

 

【2020年1月3日撮影】

 

【2020年1月14日撮影】

 

支笏湖は、北海道の中では降雪が比較的少ない地域ではありますが、年によっては一日で30~50㎝が一気に降るようなこともあります。

 

【2024年1月14日撮影】

 

【2022年1月12日撮影】

水温


【2020年1月14日撮影】

 

【2020年1月18日撮影】

 

支笏湖の水温は一年で一番低い一桁台の時期となります。

 

【2023年1月8日撮影】

 

そのため微生物などが活動しないことによって、一年の中で透明度が高いのがこの季節の特徴となります。

1月の支笏湖の服装


ベースレイヤー : ヒートテックやメリノウールなど
ミッドレイヤー : フリースやセーター
アウターレイヤー:  ダウンジャケット、スキーウェアなど
靴       : ウィンターブーツなど
その他     : 厚手の手袋、厚手の靴下、カイロ、マフラー、ネックウォーマーなど

 

雪が降ったり風が強かったりする1月の支笏湖は、寒さ対策万全の完全防備をおススメします!

 

特に冷えは足元やってくるので靴が非常に大切で、かのあではソレル社製のウィンターブーツをレンタル品として使用しています。

 

 

アウターレイヤーもとても大切です。

 

かのあではモンベル社製のウィンターウェアをレンタル品として使用しています。

 

 

万全の準備で支笏湖の冬を楽しみましょう!

1月の支笏湖の道路状況


1月になれば根雪(解けないうちに雪がさらに降り積もって、雪解けの時期まで残る下積みの雪)になっている可能性が高いので北海道の冬道で一番怖い「ブラックアイスバーン」にはなりにくい季節となります。

 

 

とはいえ、気を抜くとスリップすることが往々にしてありますので「予約の時間に間に合わない!」といった焦るような状況にならないためにも、移動時間は余裕を持つことを心がけましょう。

 

道産子の知恵として、スリップが恐い場合に路肩に積もっている雪をうまく使止りやすい、ということもあったりします。

 

また、支笏湖周辺はエゾシカの生息数が多く、道路わきでシカがササを食べている、という光景を見ることもあります。

 

道路わきにいるだけであれば問題はないのですが、不意に道路に出てくることがありますので本当に気を付けて下さい!

 

 

あまり雪道の運転に自信がない場合は、公共交通機関を使うのも手です。

 

札幌や新千歳空港から支笏湖に向かう方法をまとめたコラムはこちら ↓

 

新千歳空港と札幌から支笏湖までのバスとJRでのアクセスを現地在住ガイドが徹底解説!

 

道路だけではなく、歩道も滑りやすくなっている場合があります。

 

対策としてスパイクのついた靴を履くという方法もありますが、お店に入ったときに床を傷つけてしまう可能性があるので、これまた道産子の知恵として「荒縄」のような紐を靴に巻くことで滑り止めになったりします。

 

また、体重が前や後ろに傾くと滑る要因になりますので、滑りそうな場所に行ったら重心を足のド真ん中乗せる、というのが大切です!

1月の支笏湖のイベント


支笏湖では1月下旬から毎年「氷濤まつり」が開催されます。

 

製作は11月から動き出し、1月に入ると夜通しでの凍らせる作業を開始します。

 

【2022年1月18日撮影】

 

 

かのあのガイドもこの氷濤まつり製作を担当しています。

 

氷濤まつりの製作現場を紹介しているコラムはこちら ↓

 

支笏湖 氷濤まつりの楽しみ方を制作スタッフが完全ガイド!

 

氷濤まつりの開幕は1月下旬となります。

支笏湖の1年の自然の移り変わり


 

支笏湖の1年間の天気や自然の変化を支笏ガイドハウスかのあが積み上げてきた99枚の写真で振り返ってみました。

 

こちらのコラムもご参考に!

 

99枚の写真で支笏湖の1年間の天気や自然の変化を徹底紹介!

1月の支笏湖をより楽しむおススメのアクティビティ!


支笏湖は最北の不凍湖で1月でもさまざまなアクティビティを楽しむことが出来ます!

 

ツアー定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです!

冬のとっておきへ 支笏湖 プライベート トレッキング

 

支笏湖プライベートトレッキングは、ガイドが1名専属で付くプライベートツアー。

 

自分たちのぺ―スで、北海道の冬を存分に満喫しましょう。

 

行き先は「楓沢 苔の回廊」「美笛 巨木の森」「氷瀑」の3パターンからご希望のルートをご選択いただけます。

 

 

観光で色々な場所を回るのではなく、一つの場所に腰を据えてじっくりと、時間に追われることなく冬の支笏湖をお楽しみください。

 

 

日本最北の不凍湖カヌーツアー ウィンタークルージング

 

日本最北の凍らない湖「支笏湖」。

 

冬になると木の葉は落ち、雪が積もればあたりは真っ白。

 

外気温は氷点下で風は強まり、厳しい自然環境とも言えます。

 

 

そんな環境ならではの景色に出会えるのがこの時期の面白さ。

 

「寒い!!」という印象を受ける冬の湖ですが、生き物やその痕跡を探したり、氷を撮影したりと冬ならではの遊び方をガイドがご案内。

 

冬の支笏湖を楽しむ!


【2022年1月6日撮影】

 

支笏湖の1月についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

1月の支笏湖は、北海道らしい天候を楽しむことが出来るおススメの季節です!

 

天気さえ確認しておけば支笏湖を思う存分楽しむことができるでしょう。

 

ぜひ楽しい北海道旅行の参考にどうぞ!

 

月別の支笏湖情報の詳細はこちら!


【春】 4月 5月      
【夏】 6月 7月 8月 9月  
【秋】 10月 11月      
【冬】 12月 1月 2月 3月  

 

支笏湖 観光情報! かのあ 現地コラム