名産 支笏湖チップ(ヒメマス)を味わえるお店を徹底解説!
掲載日:2024.03.09
みなさん、こんにちは!
支笏ガイドハウスかのあです!
支笏ガイドハウスかのあでは、国立公園支笏湖でカヌーツアーを冬も含めて一年中実施しています!
カヌーツアーの詳細情報は、こちらをクリック!
北海道旅行で悩ましいのは、ご当地グルメにはどのようなモノがあるか気になる方も多いのではないでしょうか?
今回のコラムでは、支笏湖在住ガイドがおススメする、支笏湖の名産品である支笏湖チップ(ヒメマス)について徹底紹介します!
楽しい旅行の参考にどうぞ!
支笏湖の名産 支笏湖チップ(ヒメマス)
魚としての正式名称は、ヒメマス。
漢字で書くと姫鱒。
海へ下りず、一生を湖で過ごす湖沼残留型のベニザケが「ヒメマス」です。
このヒメマスのことを支笏湖では「支笏湖チップ」と呼びます。
チップとは、アイヌ語が語源で、アイヌ語で「魚」を意味するチェㇷ゚が訛ったものだと言われています。
持続的な支笏湖チップの活用
支笏湖チップは、持続的な形で活用していくという方針のもと、毎年6月1日~8月31日までの3か月間だけが漁期として解禁されます。
支笏湖チップは、支笏湖温泉の商店街、ポロピナイ食堂で味わうことが出来ます。
特にポロピナイ食堂は、支笏湖チップの漁師さんが営業しているお店で、漁期には朝釣れた新鮮な支笏湖チップを食べることができます。
それでは支笏湖チップを食べることができるお店をご紹介します!
ポロピナイ食堂
所在地 :〒066-0287 北海道千歳市幌美内番外地 H P:HPリンクはこちら 電 話:050-5488-1321 定休日 :不定休(冬季休業) 営業時間:10:00 ~ 17:30 駐車場 :約100台(無料) |
支笏湖商店街からは少し離れますが、札幌方面に車で約10分の湖畔にある「ポロピナイ食堂」。
ここでは支笏湖で採れた支笏湖チップをメインに、様々な料理を食べることができます。
さすが支笏湖チップの漁師さんが運営しているお店なので店内に大きなお魚水槽が。
湖畔に面しているため、食事をしながら支笏湖の美しい風景も楽しめます。
特に晴れている日はテラス席での食事はおすすめです。
注文は食券機で券を購入し、席についてスタッフの方に渡します。
メニューが豊富で迷ってしまいますね。
この日、注文したのは支笏湖チップを存分に楽しむことができる「チップづくし」(価格:3,300円)
お刺身と握り、塩焼きは素材そのものの味を楽しむことができ、さっぱりとした優しい甘みのある脂身にクセのないヒメマスの風味がとても美味しいです。
フライは脂身があっさりしているため相性が良く、タルタルソースを付けて食べると濃厚さが追加され、個人的には一番好きな食べ方でした。
付け合わせにお味噌汁、サーモンのマリネ、醤油漬けのいくら、海藻サラダ、白米がついており、ボリュームたっぷり。
他にも塩焼きやお刺身、握りを単品で注文できたり、チップと鮭のイクラ丼、エゾシカ肉のシチューなどの料理も食べることができます。
また、ポロピナイ食堂で支笏湖チップを味わい、車で5分の距離にある丸駒温泉で温泉とサウナを楽しむ、さらに車で5分のポロピナイ展望台から支笏湖を眺めるといった楽しみ方ができたりもします。
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お食事処 寿
所在地 :〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉番外地 電 話:0123-25-2642 定休日 :12月〜4月中旬(氷濤祭り期間中は営業) 営業時間:10:30~17:00 |
支笏湖商店街の中通りにある寿。
ヒメマス料理店の証である大きなのぼりが目印のこのお店。
表のサンプルメニューが豊富で思わず立ち止まってしまいます。
悩みながら店内へ。
6~8月が漁期で、今回取材に行った日は特に賑わっており、店内はほぼ満席。
ここに来たら、ヒメマスを食べるほかありません!
ただ、焼きが良いか、フライが良いか、寿司が良いか・・・悩んだ末に「ヒメマス焼きセット」(価格:2,800円)を注文。
にぎやかな店内でしばし待ち、豪華な料理がやってきました!
ヒメマスのお寿司、塩焼き、マリネ、お吸い物などヒメマスづくし。
焼きたてのヒメマスを頭から丸ごとほおばりました。
全く癖がなく、川魚とは思えない上品な美味しさです。
お刺身でもお寿司でも美味しく食べられるのが、新鮮な証ですね。
漁期以外にも、低温冷凍で鮮度を保っていますので、いつでも美味しく食べられますよ。
支笏湖レイクサイドキッチン トントン
所在地 :〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉番外地 H P:HPリンクはこちら 電 話:0123-25-4011 定休日 :不定休 営業時間: |
支笏湖ビジターセンターのすぐ目の前にあるトントン。
店内は「The 食堂」といった雰囲気。
今回は、人気No1だと言う「ヒメマス天丼」(価格:1,300円)を注文。
今回の取材では、混んでいたこともあり20分ほどして着丼しました。
メインのヒメマス天ぷらは大きさ20cmほどの1匹を丸ごと。
ヒメマスの大きさによって半身になることもあるようですが、臭みはなく頭からしっぽまで全て食べられました。
他にカボチャ・サツマイモ・トウモロコシ・レンコン・アスパラの天ぷらも。
いずれも衣は薄めで油のしつこさやタレが甘すぎてクドいといったことはなく食べやすく仕上がっていました。
ヒメマス料理以外にも日替わりの定食や、スープカレー、ジンギスカン丼などの北海道らしいメニューやラーメンなどオーソドックスなものまでかなり種類は充実していました。
また外にはテイクアウトコーナーもありますので軽食での利用もしやすいです。
一点だけ、この日もそうでしたが、土日祝日や夏休みシーズンは予約で席が埋まっていることや日によっては貸し切りになることもあるようです。
気になる場合は事前に確認の連絡をすると良いかもしれません。
支笏湖ビジターセンターで実際に支笏湖チップを観察!
支笏湖ビジターセンターには、支笏湖チップ(ヒメマス)のが観察できる水槽があります。
水槽の中には複数のお魚が泳いでいますが、ヒメマスを見分けるコツは「あぶらびれ」があるかどうか。
「あぶらびれ」を目印に支笏湖チップを探してみましょう!
支笏湖ビジターセンターでは、支笏湖チップだけではなく、支笏湖に生息している小さな生き物や支笏湖の歴史や自然を楽しく学べる施設です。
詳細はこちらのコラムで! ↓
支笏湖ビジターセンター完全ガイド:支笏湖在住 道産子ガイドが徹底解説!
支笏湖の駐車場
支笏湖で車を止められるのは支笏湖 駐車場1か所のみとなります。
料金は
・普通車 | 500円/日 ※冬期間(12月1日~3月31日)は無料 |
・二輪車 | 200円/日 ※冬期間(12月1日~3月31日)は無料 |
・マイクロバス | マイクロバス 1,000円/日 ※通年有料 |
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・大型バス | 大型バス 2,000円/日 ※通年有料 |
支笏湖の駐車場の詳細詳細はこちらをクリック!
支笏湖 駐車場完全ガイド:支笏湖在住 道産子ガイドが徹底解説!
支笏湖をより楽しむおススメアクティビティ!
支笏湖でのお食事の前後にアクティビティに参加すると、支笏湖をより楽しむことができます!
ツアーは予約枠に空きがあれば、当日予約も可能です!
春~秋のアクティビティ
私たちの為の旅。 とっておきの時間。 プライベートカヌー
プライベート対応のプログラム。
ツアーのテーマは「とっておきの時間」。
より手厚くサポートの可能なガイド同乗でのご案内の他、カヌーそのものを楽しみたい場合は、2名/1組ゲストで1艇のカヌーに乗っていただき、ガイドは別のカヌーでご案内するスタイルも可能です!
美しい水のストーリー ネイチャークルージング
ネイチャークルージングは、ガイド同乗の大型のツインカヌーに複数組で乗艇し、のんびりと水に触れ、自然を知り、美しい水のストーリーを体感するプログラムとなります。
「自然の事をじっくり感じたい」「素敵な写真を撮りたい」
といった方には特にお勧めのプログラムです!
冬のアクティビティ
冬のとっておきへ 支笏湖 プライベート トレッキング
支笏湖プライベートトレッキングは、ガイドが1名専属で付くプライベートツアー。
自分たちのぺ―スで、北海道の冬を存分に満喫しましょう。
行き先は「楓沢 苔の回廊」「美笛 巨木の森」「氷瀑」の3パターンからご希望のルートをご選択いただけます。
観光で色々な場所を回るのではなく、一つの場所に腰を据えてじっくりと、時間に追われることなくのんびりと冬の支笏湖をお楽しみください。
日本最北の不凍湖カヌーツアー ウィンタークルージング
日本最北の凍らない湖「支笏湖」。
冬になると木の葉は落ち、雪が積もればあたりは真っ白。
外気温は氷点下で風は強まり、厳しい自然環境とも言えます。
そんな環境ならではの景色に出会えるのがこの時期の面白さ。
「寒い!!」という印象を受ける冬の湖ですが、生き物やその痕跡を探したり、氷を撮影したりと冬ならではの遊び方をガイドがご案内。
支笏湖に来たらぜひ支笏湖チップを食べよう!
支笏湖チップのご紹介はいかがだったでしょうか?
旅行の醍醐味のひとつ、ご当地グルメを楽しむ。
支笏湖には、国立公園にふさわしい豊かな自然が存在します。
その豊かな自然が育んだ支笏湖チップを味わうことで支笏湖をより楽しんでいただけること間違いなしです。
特に支笏湖チップは、支笏湖に来なければ味わうことができないグルメです。
楽しい北海道旅行の一つの思い出に支笏湖チップをぜひとも!
支笏湖 観光情報! かのあ 現地コラム