広大な美術館!モエレ沼公園の魅力を道産子ガイドが徹底紹介!
掲載日:2024.06.19
みなさん、こんにちは!
支笏ガイドハウスかのあです!
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北海道には魅力的な観光地がたくさんあります。
その中で、どこに行こうか悩んでしまっている方も多いのではないでしょうか?
かのあ現地コラムでは、より楽しい北海道旅行の参考にしていただくために、様々なスポットに実際に足を運び、食べ、泊まるリアルレポートをお届けしています。
今回ご紹介するのは、モエレ沼公園。
モエレ沼公園は、広大な敷地を散歩していると思わず「のどかだ…」と呟いてしまう場所です。
札幌観光に関してはこちらのコラムもご覧ください!
【道産子ガイド厳選】 札幌観光のおすすめスポット17選+1!
本コラムでは、モエレ沼公園の主要スポットからレンタルサイクル、アクセス方法などを詳しく支笏湖在住 道産子ガイドが徹底紹介します!
モエレ沼公園の概要
モエレ沼公園とは
札幌市東区にあるモエレ沼公園。
その特徴はなんといっても、世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチ氏が設計した広い敷地には池、人工の山、そして数々のアート作品が点在している点です。
イサム・ノグチ氏は、自然と人工物を融合させた独特なデザインで知られています。
モエレ沼公園もその思想を体現した巨大なアート作品と言えるでしょう。
公園内には、イサム・ノグチ氏が設計した様々なオブジェや彫刻が設置されており、訪れる人々に驚きと感動を与えています。
また、公園内には、広大な芝生広場や池、人工の山など、自然と触れ合える空間も数多く存在します。
子供たちが遊べる遊具や、大人向けの休憩スペースも充実しており、老若男女問わず楽しめる公園となっています。
公園の歴史
この公園は、1980年代に札幌市東区にあるモエレ沼周辺を整備する計画の一環として始まりました。
当初は、ゴミ処理場跡地だったこの場所を、市民の憩いの場として再生させるという目的で、公園の整備が進められました。
1988年にモエレ沼公園として開園し、その後も段階的に施設が整備されています。
現在では、札幌市民だけでなく、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
アートと自然の融合
公園内には、自然とアートが見事に調和しており、訪れる人々に独特の景観美を提供しています。
イサム・ノグチ氏は、モエレ沼公園を設計する際に、自然と人工物を一体化させることを目指しました。
公園内には、自然の地形を生かした起伏のある芝生や、人工的に作られた池や山など、自然と人工物が調和した景観が広がっています。
また、ノグチが設計した彫刻やオブジェは、公園の景観に溶け込むように配置されており、自然とアートが一体となった独特の空間を作り出しています。
モエレ沼公園の主要スポット
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
公園のシンボルともいえるガラスのピラミッド「HIDAMARI」は、モエレ沼公園のシンボル的な存在です。
ガラス張りの美しい外観は、周囲の自然と調和し、訪れる人々を魅了します。
ピラミッド内部には、展示スペースやカフェが設けられており、様々な楽しみ方ができます。
展示スペースでは、モエレ沼公園やイサム・ノグチ氏に関する展示が行われており、公園の歴史や設計思想について学ぶことができます。
モエレ山
モエレ山は、公園内にある標高62m、高さ52mの人工の山で、頂上からは公園全体を一望することができます。
山には登り口は3方向5ルートが整備されています。
頂上からは、札幌市街や遠くの山々まで見渡すことが可能です。
モエレ山は、公園内でも人気のスポットの一つで、多くの観光客が訪れます。
62mなので侮っていたのですが、これが意外と急斜面で、はぁはぁ言いながら登りました。
登っている途中に、幼児の子どもに追い抜かれ、噂では3往復しているという脅威の体力を目の当たりにし、運動不足を痛感しました。
これはいい運動になります。
また、モエレ山の他に高さ30mのプレイマウンテンという山も。
こちらはモエレ山に比べ緩やかな斜面で、山頂に吹き抜ける風が気持ちが良かったです。
海の噴水
海の噴水は、公園内にある噴水で、水と光の演出が楽しめるスポットです。
引用:モエレ沼公園
噴水ショーは、音楽に合わせて水が様々な形に変化し、幻想的な空間を作り出します。
特に夜のイルミネーションは必見です。
ショー形式の噴水で、水と光の演出が楽しめます。
引用:モエレ沼公園
昼間とはまた違った魅力を楽しむことができます。
夜間のイルミネーションのスケジュールは、現時点で未定のようです。
噴水ショーのタイムテーブルは公式サイトで確認ができます。
噴水ショーは、平日と土日祝でスケジュールが変わるのでお気をつけください。
モエレ沼公園でのアクティビティ
レンタサイクルでの探訪
モエレ沼公園は、広大な敷地を持つ公園なので、徒歩で全てを回るにはなかなか時間がかかります。
そのため、広大な敷地を効率よく楽しむことができるレンタサイクルの利用がオススメです。
公園内には、レンタサイクルの貸出所があり、自転車を借りることができます。
一人乗りの自転車が200円、チャイルドシート付きの自転車が300円で、利用時間は2時間となります。
子供用の自転車もあるので、家族で利用するのもおすすめです。
季節ごとの楽しみ方
春は桜の花見、夏は水遊び、秋は紅葉、冬は雪遊びと、四季折々の楽しみ方があります。
モエレ沼公園は、四季折々の自然美を楽しむことができる公園です。
春には桜の花が咲き乱れ、花見を。
夏には、池で水遊びを。
秋には、美しい紅葉を。
冬には、雪遊びやスケートを楽しむことができます。
季節にそれぞれの楽しみ方でモエレ沼公演を楽しんでみましょう。
ピクニックポイント
モエレ沼公園には、広大な芝生広場やピクニックエリアが設けられており、お弁当を持ってピクニックを楽しむことができます。
また、サクラの森には芸術的な遊具が126機もあり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
芝生の上で寝転がって読書をするのもおすすめです。
モエレ沼公園へのアクセス
札幌市内から公共交通機関でのアクセス
札幌市内からモエレ沼公園へは、地下鉄とバスを利用してアクセスします。
移動時間は、札幌駅からおよそ60分程度で到着します。
駐車場情報
モエレ沼公園には、複数の駐車場が設けられており、車でのアクセスも便利です。
駐車場は全部でP -1からP-4まであります。
レンタサイクルの貸出所があるのは、P-1になります。
駐車場は無料ですが、混雑する時間帯には満車になる場合があるので、時間に余裕を持って到着することをオススメします。
モエレ沼公園をと合わせて楽しみたいおすすめのアクティビティ!
札幌中心部からから、車でおよそ70分の国立公園 支笏湖。
新千歳空港に降り立ってから支笏湖に寄って札幌へ、または最終日札幌から支笏湖に立ち寄り、新千歳空港へ。
初日でも最終日でも支笏湖に立ち寄り、アクティビティに参加すると、北海道旅行の思い出がより豊かになります!
ツアー定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです!
春~秋のアクティビティ
私たちの為の旅。 とっておきの時間。 プライベートカヌー
プライベート対応のプログラム。
ツアーのテーマは「とっておきの時間」。
より手厚くサポートの可能なガイド同乗でのご案内の他、カヌーそのものを楽しみたい場合は、2名/1組ゲストで1艇のカヌーに乗っていただき、ガイドは別のカヌーでご案内するスタイルも可能です!
美しい水のストーリー ネイチャークルージング
ネイチャークルージングは、ガイド同乗の大型のツインカヌーに複数組で乗艇し、のんびりと水に触れ、自然を知り、美しい水のストーリーを体感するプログラムとなります。
「自然の事をじっくり感じたい」「素敵な写真を撮りたい」
といった方には特にお勧めのプログラムです!
冬のアクティビティ
冬のとっておきへ 支笏湖 プライベート トレッキング
支笏湖プライベートトレッキングは、ガイドが1名専属で付くプライベートツアー。
自分たちのぺ―スで、北海道の冬を存分に満喫しましょう。
行き先は「楓沢 苔の回廊」「美笛 巨木の森」「氷瀑」の3パターンからご希望のルートをご選択いただけます。
観光で色々な場所を回るのではなく、一つの場所に腰を据えてじっくりと、時間に追われることなくのんびりと冬の支笏湖をお楽しみください。
日本最北の不凍湖カヌーツアー ウィンタークルージング
日本最北の凍らない湖「支笏湖」。
冬になると木の葉は落ち、雪が積もればあたりは真っ白。
外気温は氷点下で風は強まり、厳しい自然環境とも言えます。
そんな環境ならではの景色に出会えるのがこの時期の面白さ。
「寒い!!」という印象を受ける冬の湖ですが、生き物やその痕跡を探したり、氷を撮影したりと冬ならではの遊び方をガイドがご案内。
自然と芸術のコラボレーションを体感しに!
モエレ沼公園は、いかがだったでしょうか?
モエレ沼公園は、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」を代表するように、公園であり、美術館でもある特異なスポットです。
都会の喧騒から一旦離れて、ゆったりとお散歩をしにモエレ沼公園に訪れるのがオススメです。
四季折々の自然美とアート作品を堪能しましょう。
モエレ山の登頂の大変さは当日のお楽しみに。
侮っていたら意外と急斜面で面食らうよ、とだけお伝えしておきます。
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楽しい北海道旅行のご参考にどうぞ!
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