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支笏湖在住 ガイド推薦!さっぽろ羊ヶ丘展望台でジンギスカン

掲載日:2024.04.09

 

みなさん、こんにちは!

 

新千歳空港から車で40分の国立公園支笏湖でカヌーツアーを一年中行っている支笏ガイドハウスかのあです!

 

北海道と言えば、のランキングで上位に入るジンギスカン。

 

北海道のご当地グルメなのですが、あまり味や匂いが得意ではない、という方もいるのではないでしょうか?

 

それは非常にもったいない!

 

本場、北海道のジンギスカンはぜひとも食べていただきたいところ。

 

なおかつ、おいしいジンギスカンはクセも少なく絶対的におススメです!

 

今回のコラムでは、支笏湖から札幌に向かう途中にある「さっぽろ羊ヶ丘展望台」で食べることが出来るジンギスカンを支笏湖在住ガイドがご紹介します!

さっぽろ羊ヶ丘展望台の基本情報とアクセス


 

まずは「さっぽろ羊ヶ丘展望台」の基本情報からお伝えします。

 

さっぽろ羊ヶ丘展望台は、札幌豊平区にあります。

 

支笏湖と札幌市街の中間地点として立ち寄りやすい立地です。

 

 

所在地 :〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地電

電話:011-851-3080

定休日 :なし

営業時間:

10月~5月 9:00〜17:00

6月~9月 9:00〜18:00

※時季により、営業時間を変更する場合があります。

※最終入場は各15分前までです。

入場料


 

大人 600円

小・中学生 300円

※未就学児童 無料

 

入場料は、車で行った際はゲートを通過する際に支払います。

 

バスで入場する際は、バス停を降りた場所に入場料の支払い所があります。

アクセス


 

地下鉄東豊線「福住駅」から「羊ヶ丘展望台」行きのバスがあります。

 

運賃は、大人210円、こども(小学生)110円となります。

 

駐車場


 

 

車で向かう場合の駐車場は、およそ100台が止めることができる駐車スペースがあります。

 

支笏湖から車で向かったら、およそ1時間の距離感です。

 

北海道と言えばジンギスカン!


施設営業時間:

5月~9月 11:00〜16:00

10月~4月 11:30〜15:00

※ラストオーダーは閉店30分前となります。

 

それではメインの羊ヶ丘展望台で食べるジンギスカンの紹介です!

 

ジンギスカンは羊ヶ丘レストハウスで食べることが出来ます。

 

 

取材は3月下旬に行い、10月~4月のオープン時間は11:30でした。

 

5月~9月は、11:00オープンです。

 

 

オープンに合わせてお店の前に待機。

 

時間どおりオープンして店内に入りました。

 

 

店内は広くテーブル席と子上がり席があります。

メニュー


 

メインメニューはもちろんジンギスカン。

 

ご飯とみそ汁が付く定食もあります。

 

その他にカレーやラーメンなどの単品メニューも。

 

 

今回は、3点盛りジンギスカンにライスセットを注文!

 

【3点盛りジンギスカン(価格:2500円)+ライスセット(価格:400円)】

 

注文が完了したら、スタッフの方が鍋に火をつけてくれます。

 

羊ヶ丘レストハウスのジンギスカン鍋はオーソドックスな丸いタイプではなく四角い形をしています。

 

 

中央が盛り上がっている構造のため、肉から出てくる水分は鍋の外に落ちていく、という構造となっています。

 

ジンギスカンで使われているラム肉は、モノによってはクセが強い場合があります。

 

私は道産子なので、子どものころからジンギスカンは夕ご飯のメニューとして普通に食べていたので、あまりそのクセに違和感を感じませんが、道外の方でラム肉を食べ慣れていない方はそのクセが苦手という話を聞きます。

 

羊ヶ丘レストハウスで久々にジンギスカンを食べましたが、本当にクセが少なく食べやすい。

 

 

その上でラム肉の旨味をしっかりと感じることが出来き、どなたでもおいしく食べることが出来るおススメのジンギスカンです!

エゾシカ肉もおススメしたい!


 

今回、ジンギスカン定食ではなく3点盛りジンギスカンを注文したかというと、エゾシカ肉を食べたかったからです!

 

 

エゾシカ肉ですが、道産子でも実はなかなか食べる機会が少ないジビエ肉となります。

 

シカ肉も処理によっては独特のにおいが強く、クセが強い場合があります。

 

羊ヶ丘レストハウスでは初めてエゾシカ肉のジンギスカンを食べましたが、これまたクセが少なく食べやすくておいしい!

 

そしてなぜ今回紹介して、ぜひ皆さんにも食べていただきたいか。

 

もちろんエゾシカ肉がおいしい、というのもあるのですがエゾシカは現在、農作物被害や農林被害のために毎年10万頭以上を有害鳥獣駆除として駆除しています。

 

2022年が約14万頭です。

 

北海道 自然環境局 令和4年度エゾシカ捕獲数(確定値) (PDF 180KB)

 

【支笏湖も国立公園で、禁漁区のため多くのエゾシカが多く生息している】

 

そして、その駆除されたエゾシカの多くがそのまま廃棄されゴミとして処分されている現状があります。

 

ゴミになってしまうのは非常にもったいない!

 

せっかく北海道の大自然が育んだ自然の恵み。

 

そういった現状を踏まえ、私たちにできるのは積極的にエゾシカ肉などのジビエ肉を消費すること。

 

消費量が多くなることでゴミとなってしまうエゾシカ肉が減り、持続可能な社会を形作っていく一つの要素になっていくのではないでしょうか。

 

ということで、ぜひともエゾシカ肉のジンギスカンも食べてみましょう!

テイクアウトも!


 

羊ヶ丘レストハウスの隣にある羊ヶ丘オーストリア館では、テイクアウトを楽しむことが出来ます。

 

羊ヶ丘レストハウスからは渡り廊下でつながってもいます。

 

施設営業時間:4月~3月 9:00〜17:00

 

 

フードコートのメニューは下の写真のようなものが販売されています。

 

 

そして気になったのが、他ではなかんか見ない「ラムまん」。

 

 

どんな味なのか食べてみました!

 

【価格:400円】

 

しっかりとラムの味を感じる中餡でした!

 

もしかしたらラムが苦手な方はちょっと味とにおいが強いと感じるかもしれませんが、個人的には明確に肉まんとは違う個性があるのでおいしくいただきました!

 

 

フードコートには、ソフトクリームもありました。

 

今回は羊ヶ丘オリジナルソフトクリームを注文。

 

【価格:400円】

 

濃厚なミルクの味で滑らかな口当たり、それでいてサッパリとした後味の中に上品な甘さのあるソフトクリームです。

 

コーンは触感が軽いタイプです。

 

そして、後ろに羊ヶ丘展望台限定のプリクラもありました。

 

今回は一人でしたのでプリクラは行いませんでしたが、記念にいいかもしれません!

 

札幌を一望する展望台


 

今のところジンギスカンのことばかり紹介していますが、展望台ですので非常に見晴らしがいい場所です。

 

札幌が一望できます。

 

 

北海道の開拓の歴史の中で、「ボーイズ・ビー・アンビシャス(若者よ、大志を抱け)」の言葉で有名なクラーク博士の銅像があります。

 

掲げた右手は「遥か彼方の永遠の真理」を指すとされています。

 

ここは写真を撮りたくなる記念撮影スポットということで、クラーク博士と同じポーズをとってみなさん写真撮影をしていました。

 

タイミングによっては長蛇の列になることもあるみたいですが、お互いに写真撮影を撮り合う、といったことが自然発生的に行われていてすごくいい雰囲気でした。

 

 

また、旅立ちの鐘というスポットも。

 

大志の誓いを書いた人たちが投函前に立ち寄り、思いを込めて鐘を打ち鳴らす人気スポットです。

 

 

帰り際に、ぜひ鳴らして帰りましょう!

羊さんのお家


 

羊ヶ丘展望台では、ジンギスカンを食べるだけではなく、ここで暮らしている羊たちにも会えます。

 

今回の取材はまだ雪解け前だったので、羊の皆さんは「羊さんのお家」の中にいました。

 

 

敷き藁がたくさんの部屋で、もぐもぐ反芻をしている姿を発見。

 

 

春から夏にかけて放牧される姿を見ることが出来ますので、ぜひ羊さんにも会いに行きましょう!

クラーク博士記念館とさっぽろ雪まつり資料館


 

クラーク博士の銅像の隣に美しい建物が2つ。

 

クラーク博士記念館とさっぽろ雪まつり資料館があります。

 

顔は根パネルも。

 

クラーク博士記念館


 

向かって左側のクラーク博士記念館には、こちらにもクラーク博士記念館がありました。

 

記念撮影スポットの銅像よりかは多少クオリティが低めです。

 

そして、クラーク博士のことや北海道開拓の歴史といった情報を知ることが出来るスポットとなっています。

 

 

そこまで大きな建物ではないのですが、ステンドグラスが美しいです。

 

ステンドグラスにも羊の姿が。

 

さっぽろ雪まつり資料館


 

向かって右側のさっぽろ雪まつり資料館は、過去の雪まつりの資料が展示されています。

 

 

雪像のイメージパースもたくさんありました。

 

 

おーぉ、こうやってイメージを固めて、あの大きな雪像を作るんだなぁ、となかなか興味深い展示です。

 

ぜひ、この2つの施設も遊びに行って楽しみつくしましょう!

さっぽろ羊ヶ丘展望台に寄る前後におすすめのアクティビティ!


新千歳空港に降り立ってから支笏湖に寄ってさっぽろ羊ヶ丘展望台に行く、または最終日にさっぽろ羊ヶ丘展望台に寄ってから支笏湖に立ち寄り、新千歳空港に向かう。

 

初日でも最終日でも支笏湖に立ち寄り、アクティビティに参加すると、北海道旅行の思い出がより豊かになります!

 

ツアー定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです!

春~秋のアクティビティ


私たちの為の旅。 とっておきの時間。 プライベートカヌー

 

プライベート対応のプログラム。

 

ツアーのテーマは「とっておきの時間」。

 

 

より手厚くサポートの可能なガイド同乗でのご案内の他、カヌーそのものを楽しみたい場合は、2名/1組ゲストで1艇のカヌーに乗っていただき、ガイドは別のカヌーでご案内するスタイルも可能です!

 

 

美しい水のストーリー ネイチャークルージング

 

ネイチャークルージングは、ガイド同乗の大型のツインカヌーに複数組で乗艇し、のんびりと水に触れ、自然を知り、美しい水のストーリーを体感するプログラムとなります。

 

 

「自然の事をじっくり感じたい」「素敵な写真を撮りたい」

 

といった方には特にお勧めのプログラムです!

 

冬のアクティビティ


冬のとっておきへ 支笏湖 プライベート トレッキング

 

支笏湖プライベートトレッキングは、ガイドが1名専属で付くプライベートツアー。

 

自分たちのぺ―スで、北海道の冬を存分に満喫しましょう。

 

 

行き先は「楓沢 苔の回廊」「美笛 巨木の森」「氷瀑」の3パターンからご希望のルートをご選択いただけます。

 

観光で色々な場所を回るのではなく、一つの場所に腰を据えてじっくりと、時間に追われることなくのんびりと冬の支笏湖をお楽しみください。

 

 

日本最北の不凍湖カヌーツアー ウィンタークルージング

 

日本最北の凍らない湖「支笏湖」。

 

冬になると木の葉は落ち、雪が積もればあたりは真っ白。

 

外気温は氷点下で風は強まり、厳しい自然環境とも言えます。

 

 

そんな環境ならではの景色に出会えるのがこの時期の面白さ。

 

「寒い!!」という印象を受ける冬の湖ですが、生き物やその痕跡を探したり、氷を撮影したりと冬ならではの遊び方をガイドがご案内。

 

北海道と言えばのジンギスカンもぜひ!


 

さっぽろ羊ヶ丘展望台はいかがだったでしょうか?

 

ジンギスカンは、北海道旅行をした際にはぜひとも食べたい一品です。

 

それでも、北海道に来た際にぜひ食べてもらいたい理由として、やはり北海道の自然が造り上げる水や食材は北海道で食べる食の味を決める大きな要素となります。

 

支笏湖のような自然が育む水、そして素材、それが使われている食。

 

 

これは、やはりその土地に行かなければ味わうことができないものです。

 

そういった意味でも、ぜひとも味わっていただきたいグルメです。

 

楽しい北海道旅行のご参考にどうぞ!

支笏湖 観光情報! かのあ 現地コラム