北海道限定クラッシックを楽しむサッポロビール北海道工場を道産子ガイドが徹底紹介！
掲載日：2024.06.24
みなさん、こんにちは！
支笏ガイドハウスかのあです！
支笏ガイドハウスかのあでは、国立公園支笏湖でカヌーツアーを冬も含めて一年中実施しています！
カヌーツアーの詳細情報は、こちらをクリック！
サッポロビール北海道工場は、ビール好きなら一度は訪れたいおススメのスポットです。
本コラムでは、工場の特徴や魅力、見学ツアーの詳細、おすすめの施設などを詳しくご紹介します！
楽しい北海道旅行の参考にどうぞ！
【注意】「サッポロビール博物館」と「サッポロビール北海道工場」は別です！
｢サッポロビール北海道工場（恵庭市）」と「サッポロビール博物館（札幌市）」は別施設となります。
恵庭市にあるサッポロビール北海道工場
札幌市内にあるサッポロビール博物館
ここを間違えてしまうと、旅程が大幅に変更となってしまいます。
お気をつけください！
サッポロビール北海道工場の魅力
工場の歴史と概要
サッポロビール北海道工場は、長い歴史と伝統を持つビール工場です。
その設立から現在までの歴史を簡単にご紹介します。
サッポロビール博物館（札幌市）
1876年、札幌の開拓使麦酒醸造所として誕生したサッポロビール北海道工場は、日本のビールの歴史と共に歩んできた、まさにビール文化の発祥の地と言えるでしょう。
当初は、開拓使の政策の一環として、北海道の農業振興を目的とした麦酒醸造が始まりました。
サッポロビール博物館（札幌市）
その後、明治時代にはビールの需要が高まり、サッポロビールは日本を代表するビールメーカーへと成長していきます。
長年の歴史の中で、サッポロビール北海道工場は数々の技術革新や設備の充実を図り、常に時代の変化に対応してきました。
現在も、伝統を守りながら、最新の技術を取り入れ、高品質なビールを製造しています。
工場見学を通じて、日本のビールの歴史や文化に触れることができる貴重な体験を提供しています。
歴史に関しての情報は、札幌市にあるサッポロビール博物館で詳細に知ることができます。
サッポロビール博物館に関してのコラム記事はこちらをチェック！
サッポロビール博物館で学ぶ歴史と楽しみ方を道産子ガイドが徹底紹介！
工場内の見どころ
広大な敷地の工場内には、ビールの製造工程を見学できるエリアや資料ゾーン、試飲コーナー、お土産コーナー、レストランがあります。
特に、ビールの製造工程を見学できるエリアは、実際にビールが作られる様子を間近で見ることができ、ビール好きにはたまらない場所です。
製造工程の説明を聞きながら、ビールができるまでの過程を理解することで、より一層ビールへの理解が深まります。
さらに、工場内には、サッポロビールの歴史、特にサッポロクラシックに関する資料ゾーンもあります。
貴重な資料や写真を通して、サッポロビールの歩みをたどることができます。
ここでは、サッポロビールがどのように発展してきたのか、そして、どのような思いでビール作りに取り組んできたのかを知ることができます。
見学の最後には、試飲コーナーでサッポロビールの定番商品「サッポロクラシック」や季節限定商品などの２杯を試飲することができます。
今回の取材では、季節限定の「夏の爽快」を味わうことができました。
工場でできたてのビールを味わうことができるのは、ここでしか味わえない貴重な体験です。
ビールの製造プロセスを学ぶ
続いてビールがどのように作られるか、その製造プロセスをわかりやすく解説します。
見学ツアーで体験できる内容も含めてご紹介。
サッポロビール北海道工場では、麦芽、ホップ、水、酵母という4つの原材料からビールが作られます。
見学ツアーでは、これらの原材料がどのようにビールに変身していくのか、その工程を詳しく知ることができます。
まず、麦芽を粉砕し、熱水で煮出す「糖化」という工程から始まります。
この工程で、麦芽から糖分が抽出されます。
次に、糖化された麦汁にホップを加えて煮沸する「煮沸」という工程です。
ホップはビールに苦味と香り、そして保存性を付与します。
煮沸が終わると、麦汁は冷却され、酵母が加えられます。
酵母は糖分をアルコールと炭酸ガスに変換する働きをします。
この「発酵」という工程で、ビールの味が決まります。
発酵が完了すると、ビールは熟成され、瓶詰めや缶詰めを経て、私たちのもとへ届けられます。
見学ツアーでは、これらの工程を実際に見て、説明を聞くことができます。
また、試飲コーナーでは、工場でできたてのビールを味わうことができます。
ビールの製造工程を理解することで、ビールを飲む楽しみがさらに増すことでしょう。
見学ツアーの魅力
ツアー内容と料金
サッポロビール北海道工場の見学ツアーについて、内容や料金、予約方法を詳しくご紹介します。
サッポロビール北海道工場では、工場見学ツアーを水曜日～日曜日に開催しています。
月曜日と火曜日はお休みです。
ツアー開始時間は季節により変化しますが、６月は
- 10：30
- 11：00
- 13：30
- 14：00
- 15：00
の５枠が開催されていました。
事前に公式サイトでご確認ください。
ツアーの内容は、工場の歴史やビールの製造工程、試飲などを含む充実した内容です。
ツアーの料金は、大人1,000円、小人（小学生）500円です。
券売機は、キャッシュレス対応となっています。
ツアーの所要時間は約1時間。
工場内を歩きながら、ビールの製造工程や歴史について解説を聞くことができます。
また、試飲コーナーでは、サッポロビールの定番商品や季節限定商品などを試飲することができます。
ツアーのハイライト
特に見逃せない見学ツアーのハイライトをピックアップ。
魅力的なポイントをご紹介します。
見学ツアーのハイライトは、なんといってもビールの製造工程を見学できることです。
実際にビールが作られる様子を間近で見ることができるのは、貴重な体験です。
また、工場内には、ビールの歴史を伝える資料ソーンもあります。
貴重な資料を通して、サッポロビールの歩みをたどることができます。
ここでは、サッポロビールがどのように発展してきたのか、そして、どのような思いでビール作りに取り組んできたのかを知ることができます。
さらに、見学ツアーの最後には、試飲コーナーで、工場でできたてのビールを味わうことができます。
工場でできたてのビールを味わうことができるのは、ここでしか味わえない貴重な体験です。
また、試飲中には自宅でおいしいビールが飲める「三度注ぎ」のワークショップも。
緻密な泡で蓋をして、ビールの酸化を防ぎ、自宅で最後までおいしいビールを飲むことができるようになりますので習得したいところです。
完成した泡は、このようなモコモコのビジュアル。
見学ツアーでは、ビールの製造工程や歴史について、専門のガイドが詳しく説明してくれます。
ガイドの説明を聞きながら、ビールへの理解を深め、より一層ビールを美味しく楽しめるようになるでしょう。
予約方法と注意点
ツアーの予約方法と、訪れる際の注意点について解説します。
事前に知っておくと便利な情報も。
見学ツアーは、サッポロビール北海道工場の公式サイトから予約することができます。
予約枠に空きがあれば、当日参加も可能ですが、サッポロビール 北海道工場「サッポロ クラシック☆ツアー」は人気が高く、予約はできる限り早めに済ませておくことをおススメします。
見学ツアーに参加する際は、以下の点に注意してください。
* 服装は、動きやすい服装で参加しましょう。工場内は、歩く距離が長いため、ヒールのある靴は避けた方が良いでしょう。
* カメラやビデオカメラでの撮影は、一部エリアを除いて可能です。ただし、撮影前に係員に許可を得るようにしましょう。
* 飲酒運転は法律で禁止されています。工場見学後、お酒を飲む場合は、公共交通機関を利用するか、代行運転などを利用しましょう。
ビール好きはもちろん、ビールに興味がある方も、ぜひサッポロビール北海道工場の見学ツアーに参加してみてください。
併設施設のおすすめ
レストラン・ヴァルハラ
工場見学の後に立ち寄りたい、併設レストラン「ヴァルハラ」についてご紹介。
料理メニューやビールの種類も。
サッポロビール北海道工場には、併設レストラン「ヴァルハラ」があります。
レストランでは、もちろんサッポロビールを楽しむことができます。
また、ビールに合う北海道を代表するグルメであるジンギスカンが用意されています。
ヴァルハラは、工場見学の後にぜひとも立ち寄りたい場所です。
美味しいビールとジンギスカンを味わいながら、工場見学の余韻に浸ってみてください！
お土産ショップ
サッポロビール北海道工場には、お土産ショップがあります。
プレミアムツアーの最後の試飲コーナーにあり、サッポロビールの定番商品や限定商品、オリジナルグッズなどを購入することができます。
お土産ショップでは、サッポロビールのこだわりが詰まった商品を、ぜひお土産にいかがですか。
アクセスと交通手段
電車でアクセス
札幌駅からのアクセス方法や、千歳駅からのアクセス方法をご紹介。
サッポロビール北海道工場へは、電車でアクセスするのが便利です。
料金は、大人860円、こども430円です。
札幌駅から区間快速エアポート 区間快速新千歳空港行に乗り、約40分で「サッポロビール庭園駅」に到着します。
千歳駅からアクセスする場合は、千歳駅駅からJR快速エアポートに乗り、約6分で「サッポロビール庭園駅」に到着します。
サッポロビール庭園駅からサッポロビール北海道工場までは、徒歩約10分で到着します。
レストラン「ヴァルハラ」の入り口で受付を済ませたら、無料シャトルバスに乗って工場見学のスタートに移動します。
手すりがサッポロクラシック仕様でかわいい。
バスに乗って数分で工場見学のスタート場所に到着となります。
自動車で訪れる場合
駐車場の情報や、高速道路のインターからのアクセスについてご説明します。
サッポロビール北海道工場には、無料駐車場が完備されています。
駐車場は、工場の敷地内にあり、約100台収容可能です。
もちろん、飲酒運転になってしまうのでドライバーはビールの試飲はご法度です。
ハンドルキーパーを確保するか、公共交通機関で向かいましょう。
ビールの試飲はできませんが、ドライバーの方用にソフトドリンクが用意されています。
サッポロビール 北海道工場の前後におすすめのアクティビティ！
北海道旅行でサッポロビール 北海道工場による前後に、支笏湖でアクティビティに参加するとより北海道を楽しむことができます！
ツアー定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです！
なお、カヌーツアーの直前にお酒を飲まれて酔っ払ってしまうとツアーにご参加いただけませんのでお気をつけください！
春～秋のアクティビティ
私たちの為の旅。 とっておきの時間。 プライベートカヌー
プライベート対応のプログラム。
ツアーのテーマは「とっておきの時間」。
より手厚くサポートの可能なガイド同乗でのご案内の他、カヌーそのものを楽しみたい場合は、2名/1組ゲストで1艇のカヌーに乗っていただき、ガイドは別のカヌーでご案内するスタイルも可能です！
美しい水のストーリー ネイチャークルージング
ネイチャークルージングは、ガイド同乗の大型のツインカヌーに複数組で乗艇し、のんびりと水に触れ、自然を知り、美しい水のストーリーを体感するプログラムとなります。
「自然の事をじっくり感じたい」「素敵な写真を撮りたい」
といった方には特にお勧めのプログラムです！
冬のアクティビティ
冬のとっておきへ 支笏湖 プライベート トレッキング
支笏湖プライベートトレッキングは、ガイドが1名専属で付くプライベートツアー。
自分たちのぺ―スで、北海道の冬を存分に満喫しましょう。
行き先は「楓沢 苔の回廊」「美笛 巨木の森」「氷瀑」の3パターンからご希望のルートをご選択いただけます。
観光で色々な場所を回るのではなく、一つの場所に腰を据えてじっくりと、時間に追われることなくのんびりと冬の支笏湖をお楽しみください。
日本最北の不凍湖カヌーツアー ウィンタークルージング
日本最北の凍らない湖「支笏湖」。
冬になると木の葉は落ち、雪が積もればあたりは真っ白。
外気温は氷点下で風は強まり、厳しい自然環境とも言えます。
そんな環境ならではの景色に出会えるのがこの時期の面白さ。
「寒い！！」という印象を受ける冬の湖ですが、生き物やその痕跡を探したり、氷を撮影したりと冬ならではの遊び方をガイドがご案内。
大人の社会科見学へ！
サッポロビール北海道工場は、ビールの魅力を余すところなく楽しめる場所です。
見学ツアーや併設施設を通じて、ビールの世界に浸ってみてください。
工場見学では、ビールの製造工程を実際に見て、説明を聞くことができま、また、試飲コーナーでは、工場でできたてのビールを味わうことができます。
ビールの製造工程を理解することで、ビールを飲む楽しみがさらに増すでしょう。
併設レストラン「ヴァルハラ」では、サッポロビールの定番商品や季節限定商品など、さまざまなビールを楽しむことができます。
また、北海道名物ジンギスカンとビールの相性は抜群です。
お土産ショップでは、サッポロビールの定番商品や限定商品、オリジナルグッズなどを購入することも。
サッポロビール北海道工場は、ビール好きはもちろん、ビールに興味がある方にもおすすめの場所です。
ぜひ、足を運んでみてください。
楽しい北海道旅行のご参考にどうぞ！
支笏湖 観光情報！ かのあ 現地コラム
支笏ガイドハウスかのあ
アウトドアガイド
支笏ガイドハウスかのあは、2011年より国立公園支笏湖でカナディアンカヌーを中心としてアウトドアガイド事業を行っています。
北海道出身のアウトドアガイドが、国立公園支笏湖の自然の魅力、北海道観光の魅力をご案内します。