漁港にある「マルトマ食堂」のホッキカレーを道産子ガイドが実食!
掲載日:2024.02.17
みなさん、こんにちは!
支笏ガイドハウスかのあです!
支笏ガイドハウスかのあでは、国立公園支笏湖でカヌーツアーを冬も含めて一年中実施しています!
カヌーツアーの詳細情報は、こちらをクリック!
今回のコラムでは、支笏湖から車でおよそ30分で到着する苫小牧漁港にある「マルトマ食堂」のホッキカレーと海鮮丼を支笏湖在住 道産子ガイドが実食してきたレポートをお届けします!
北海道らしい間違いのない、海鮮の味をぜひともご堪能下さい!
マルトマ食堂 人気のメニューのホッキカレーと海鮮丼
マルトマ食堂の2大人気メニューが「ホッキカレー」と「マルトマ丼」。
ホッキカレー
日本一のホッキ貝の水揚げ量を誇る苫小牧市で食べる「ホッキカレー」。
価格は、1200円です。
これでもか、という量のホッキに加え、ホタテの稚貝も入っていました。
辛さは甘口。
お子さまでも安心して食べられる優しい味です。
ご飯の量もなかなかのもの。
食べ応え十分の満足のいく一品でした!
マルトマ丼(海鮮丼)
続いて海鮮丼である「マルトマ丼」です。
この品数、量でなんと1,500円です!
これは完全にコスパがバグっています。
その日の仕入れ状況により海鮮は変わるようですが、この日は
- ホッキ
- アワビ
- ウニ
- いくら
- カニ
- 甘エビ
- サーモン
- マグロの赤身
- イカ
などなど、全部で12種類!?(数え間違えていたらすみません)と驚きのバリエーションです。
ご飯は、白米で成人男性でも満足のいく量が。
これもやはり大満足の1杯でした!
2大人気メニューなだけもあり、満足度は非常に高いですね!
マルトマ食堂のメニュー
今回は、2大人気メニューのホッキカレーと海鮮丼をいただきましたが、魅力的なメニューがまだまだたくさんあります!
食堂らしいメニューもたくさんあります。
特にホッキを使ったメニューのバリエーションがスゴイです!
ざっと見ただけで
- 玉子丼
- 天丼
- チャーハン
- ラーメン
- まぜそば
- 焼きそば
- ピザ
と、まさかホッキとこれの組み合わせ!?というメニューまで。
家族で行っていろいろなバリエーションのメニューを頼んでシェアをする、というのもいいかもしれません。
次回はホッキラーメンを食べようと心に決めました!
マルトマ食堂の注意事項
マルトマ食堂の営業時間は、漁師時間の朝5:00~14:00となります。
お昼ご飯時で営業が終了してしまうので注意が必要です。
定休日が日曜・祝日定休となります。
また、マルトマ食堂はコスパがバグっていることから行列が絶えません。
取材には、2月平日の11:30頃に伺いましたが、既に行列が。
店内に案内されるまで1時間ほど待ちました。
並んでいる最中も、後ろにもどんどん列が伸びていき、案内されて食事を終えてから店をでてもまだ行列が続いていました。
夏場になると、朝の時間から行列ができるとの情報も…。
気合を入れてオープンの朝5時に食べに行く、というのが一番スムーズに楽しめるのかもしれません!
マルトマ食堂の基本情報と駐車場
マルトマ食堂は、支笏湖がある千歳市の隣町、苫小牧市にあります。
所在地 :〒053-0012 北海道苫小牧市汐見町1丁目1番13号 H P:HPのリンクはこちら 電 話:0144-36-2023 定休日 :日曜・祝日定休 営業時間:5:00 ~ 14:00 駐車場 :普通車 222台、大型車 12台、障害者用駐車場 6台、EV充電 1基 (24時間利用可能) |
駐車場
駐車場は、マルトマ食堂に向かって大通りから脇道に入った店舗手前側。
大体12台ぐらいが止められるスペースがありました。
ぷらっとみなと市場との位置関係としては歩いて2分程度の距離感です。
ぷらっとみなと市場のほっき丼やシン・ホッキカレーに関するコラムはこちら!
漁港にある「ぷらっとみなと市場」で支笏湖在住 ガイドが実食!
マルトマ食堂 店内の様子とオリジナルのガラナ
店内には壁一面にサイン色紙と芸能人の方と写真が飾ってありました。
これを見ただけでマルトマ食堂が非常に有名で、人気があることが伺えます。
そして、気になるものを発見。
オリジナルのガラナ
道産子のソウルドリンク「ガラナ」。
なんとホッキカレー専用ガラナではありませんか!
これは頼まずにはいられない、とホッキカレーと併せて注文。
カレーとのセットでガラナが200円から150円になりました。
定番のガラナではなく、オリジナル商品のガラナを飲んだことが無かったのでどういう味かな?と思いましたが、道産子納得のおいしいガラナです!
そして原料にはなんと支笏湖水系のミネラルウォーターを使っているとの記載が!
これはまさに支笏湖に遊びに行く前、または支笏湖で遊んだ後に飲むのにふさわしいドリンクです!
苫小牧がホッキ貝の水揚げ日本一!
ホッキ貝は、バカガイ科に属する寒海性2枚貝で、正式名称をウバガイといいます。
ホッキ貝の漁獲量は、全国で約5,000トン、北海道で約4,400トンです。
そのうち苫小牧市では約770トンと全国の約15%がここ苫小牧で漁獲されています。
苫小牧は、2000年から漁獲量23年連続日本一です。
苫小牧漁港で獲れるホッキ貝の特徴は、北海道の規則では収獲できるホッキは7.5㎝以上のものと定められていますが、苫小牧漁協組合では9cm以上のものしか獲らず、そこまで育つにはおよそ5~6年もの歳月が必要とのこと。
そのため苫小牧では、サイズが大きくて肉厚なホッキ貝を食べることができます。
ホッキ貝をそのまま食べるだけではなくレトルトの「マルトマホッキカレー」やホッキ節に加工した商品もありますのでお土産としても要チェックです!
マルトマ食堂のホッキカレーを食べる前後におすすめのアクティビティ!
「マルトマ食堂」に寄る前後に支笏湖でアクティビティに参加するとより北海道を楽しむことができます!
マルトマ食堂から支笏湖までは車でおよそ33分です。
ツアー定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです!
春~秋のアクティビティ
私たちの為の旅。 とっておきの時間。 プライベートカヌー
プライベート対応のプログラム。
ツアーのテーマは「とっておきの時間」。
より手厚くサポートの可能なガイド同乗でのご案内の他、カヌーそのものを楽しみたい場合は、2名/1組ゲストで1艇のカヌーに乗っていただき、ガイドは別のカヌーでご案内するスタイルも可能です!
美しい水のストーリー ネイチャークルージング
ネイチャークルージングは、ガイド同乗の大型のツインカヌーに複数組で乗艇し、のんびりと水に触れ、自然を知り、美しい水のストーリーを体感するプログラムとなります。
「自然の事をじっくり感じたい」「素敵な写真を撮りたい」
といった方には特にお勧めのプログラムです!
冬のアクティビティ
冬のとっておきへ 支笏湖 プライベート トレッキング
支笏湖プライベートトレッキングは、ガイドが1名専属で付くプライベートツアー。
自分たちのぺ―スで、北海道の冬を存分に満喫しましょう。
行き先は「楓沢 苔の回廊」「美笛 巨木の森」「氷瀑」の3パターンからご希望のルートをご選択いただけます。
観光で色々な場所を回るのではなく、一つの場所に腰を据えてじっくりと、時間に追われることなくのんびりと冬の支笏湖をお楽しみください。
日本最北の不凍湖カヌーツアー ウィンタークルージング
日本最北の凍らない湖「支笏湖」。
冬になると木の葉は落ち、雪が積もればあたりは真っ白。
外気温は氷点下で風は強まり、厳しい自然環境とも言えます。
そんな環境ならではの景色に出会えるのがこの時期の面白さ。
「寒い!!」という印象を受ける冬の湖ですが、生き物やその痕跡を探したり、氷を撮影したりと冬ならではの遊び方をガイドがご案内。
北海道旅行ならマルトマ食堂へ!
時期によっては、もしかした長い時間列に並ぶことになるかもしれません。
それでもマルトマ食堂をおススメしたい気持ちに嘘偽りはありません。
北海道に遊びに来たら絶対に立ち寄り、味わってもらいたい味です。
食事中に席まで案内をしてくれたお父さんが「食べてるとこ写真撮るかい?」と優しいお言葉を。
取材で来ていた手前、「逆にお父さんを取らせてもらえますか?」と尋ねると快くOKをくれました。
もうなんていいますか、案内してもらった時から「ねじり鉢巻きがここまで似合う男というのは憧れちゃうな」と思っていましたが、写真を見返すともう芸術的です。
海辺の男はすごくいい。
ぜひねじり鉢巻きのかっこいいお父さんに会いに、おいしい海鮮丼を食べにマルトマ食堂へ。
楽しい北海道旅行の参考にどうぞ!
支笏湖 観光情報! かのあ 現地コラム