【上川町】北海道の極寒体験「アイスパビリオン」の魅力を道産子ガイドが徹底解説!
掲載日:2024.10.20
みなさん、こんにちは!
支笏ガイドハウスかのあです!
支笏ガイドハウスかのあでは、国立公園支笏湖でカヌーツアーを冬も含めて一年中実施しています!
カヌーツアーの詳細情報は、こちらをクリック!
北海道旅行で、どこに行こうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
本コラムでは、より楽しい北海道旅行の参考にしていただくために、様々なスポットに実際に足を運び、食べ、泊まるリアルレポートをお届けしています。
今回ご紹介するのは上川町にある「アイスパピリオン」。
アイスパビリオンは、氷に囲まれた幻想的な空間で訪れる者を驚かせます。
本コラムでは、アイスパビリオンの概要や見どころ、楽しみ方などを詳しく紹介します!
アイスパビリオンの魅力とは
寒さのテーマパーク
アイスパビリオンは、北海道の厳しい冬を一年中楽しめる、寒さをテーマにしたのアトラクション施設です。
パーク内は、北海道の厳しい冬の気温であるマイナス20度。
まるで氷の王国に迷い込んだような気分を味わえます。
タオルがすぐに凍ってしまう体験や氷の滑り台など、大人も子供も楽しめる体験が待っています。
氷の上を滑る爽快感は格別で、寒い環境ならではの思い出作りに最適です。
利用情報
アイスパビリオンは上川町にあります。
上川層雲峡インターチェンジから、車でおよそ5分の距離感です。
開館時間 |
9:00〜17:00 ※時期により閉園時間が18:00~20:00 |
休館日 |
1月1日 |
入園料 |
大人(中学生以上): 1,200円 子供(小学生):800円 幼児(3歳以上):400円 |
駐車料金 |
無料(約200台) |
駐車場情報
アイスパビリオンには、無料駐車場が完備されています。
駐車場は、広々としており、大型バスも駐車可能です。
アイスパビリオンの楽しみ方
まずは寒さに体を慣らす
受付を済ませたら、まずはスタッフの方から寒さについてのレクチャータイムがあります。
これを行なっている館長が面白い!
うっかり道産子であることを伝えると、イジられるわイジられるわ。
北海道に生まれ育ち、冬の寒さがあるのが当たり前でしたが知らないことだらけ。
館長は、普段はガラスを使った芸術家をしているとのこと。
みっちり10分ほどレクチャーを受けて、記念撮影をしたらスタートです!
最初のステージは、エアコンの効いた部屋のような温度で徐々に寒さに体を慣らしていきます。
電飾で装飾された道を進んでいきます。
ただじっと寒さに体を慣らすのではなく、なぜか迷路がスタート。
これが意外と難しい。
なんとか迷路を抜け、ゲートを進むと続いてアイスホールです。
アイスホールに入る前に
アイスホールに入る前に、防寒着の無料レンタルがありました。
今回の取材は秋口だったこともあり、そこそこ防寒対策をしていて借りるかどうか迷いましたが、これは借りて正解でした!
防寒着と手袋を借りて、
濡れタオルを持って、ついにアイスホールに突入です!
極寒のアイスホール!
いんや、寒い!!
これですこれです、北海道の冬の寒さ!
壁は完全に氷に覆われています!
と、写真を撮っていただけなのですが、なんと既にタオルがカチンカチンに!
ものの数分、いや1分も経っていなかったかもしれません。
鮮やかにライトアップされた氷柱をみながら進んでいくと、広い空間に出ます。
いや〜すごい、天井にはこれはつららと呼んでいいのか、すごい量の氷があります。
それはそれは圧巻の光景です。
アイスホールではそりあそびもできました!
そりあそびと-41度、暖かい家
アイスホールにある階段を登っていくと、1回200円でそりあそびをすることができます。
同じ時間に館内に入った大阪から来ていたカップルの方がソリすべりをしているのを眺めていたのですが、館内にこだまする絶叫。
コースこそそこまで長いわけではありませんが、これがなかなかエキサイティング!
ぜひとも滑ってみてください!
寒さが辛いな〜と思い始めたところで発見した-41℃体験。
ボタンを押したら「マジか・・・」と絶句してしまいました。
ぜひとも壮絶な世界をご体験ください。
アイスホールにはエスケープ用の暖かい家もありました。
ただ、残念ながら朝一番で入ったので全く暖かくありませんでした。
暖房器具が置いてあるのでセルフで点けていいみたいです。
寒さに耐えかねたら逃げ込みましょう。
そうこうしていたら寒さに耐えられなくなってきました。
テーマパークに入って、早く出たいと思える体験もなかなかありませんね。
体に染みわたる温かいお茶
アイスホールから出たらサービスのお茶がもらえました。
カバノアナタケというキノコのお茶みたいです。
冷えた体に染みわたります。
ストーブも本当にありがたい。
カメラのレンズの曇りが、その温度差を物語っています。
温まっている中で発見した掲示板。
アイスパビリオンのトレンドは、どうやらあの寒さの世界で上裸になることのようです。
みなさんも、気合があったら上裸になってみてください!
その他の施設・体験
護摩焚き体験とおみくじ
アイスパビリオンを楽しんだ後にまだまだ出来ることがありました。
まずは護摩焚きが体験。
護摩とは、日本やチベットなどに伝わる密教の代表的儀式で、ご本尊の前において僧侶が様々な供物を焚き上げ厄や災いを払い、ご本尊の加護を願います。
アイスパビリオンから出たら、木をもらい願い事を書き込みます。
氷神社の前に供養する火があったので投げ入れます。
護摩焚きが体験が終わったら氷神社におみくじがあり、これもアイスパビリオンに入館したらもらったおみくじ券で引くことが出来ました。
中吉。
縁談はまだ早いそうです。
親子ツリーハウス
神社の隣にはツリーハウスもありました。
手作りだそうです。
定員があったりするので気を付けましょう。
なかなかの高さです。
ツリーハウスの最上段には幸せの鐘があったので鳴らしておきました。
また、ツリーハウスに楽器が置いてあるので音楽を奏でるのもいいかもしれませんね。
アイヌのチセも
園内を歩き回っていたらチセも発見。
どうやら自由に入っていいみたいです。
ビックリ!
なんと中に人がいました!
どうやら毎日1時間は火を焚いているそうです。
お話を聞くところ煙を焚くことで虫が寄り付かなくなるようですが、火を炊くのを怠ると虫がついて鳥が来てしまい、天井に穴が開いてしまうそうです。
興味深い昔話を聞きながら、なぜか最後は野球の話で盛り上がりました。
アイスパビリオンの前後におすすめのアクティビティ!
車でアイスパビリオンからおよそ3時間の国立公園支笏湖。
アイスパビリオンや層雲峡、旭山動物園を楽しむ新千歳空港に降り立つ北海道旅行で、支笏湖に立ち寄りカヌーツアーに参加すると、北海道旅行の思い出がより豊かに!
ツアー定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです!
春~秋のアクティビティ
私たちの為の旅。 とっておきの時間。 プライベートカヌー
プライベート対応のプログラム。
ツアーのテーマは「とっておきの時間」。
より手厚くサポートの可能なガイド同乗でのご案内の他、カヌーそのものを楽しみたい場合は、2名/1組ゲストで1艇のカヌーに乗っていただき、ガイドは別のカヌーでご案内するスタイルも可能です!
美しい水のストーリー ネイチャークルージング
ネイチャークルージングは、ガイド同乗の大型のツインカヌーに複数組で乗艇し、のんびりと水に触れ、自然を知り、美しい水のストーリーを体感するプログラムとなります。
「自然の事をじっくり感じたい」「素敵な写真を撮りたい」
といった方には特にお勧めのプログラムです!
冬のアクティビティ
冬のとっておきへ 支笏湖 プライベート トレッキング
支笏湖プライベートトレッキングは、ガイドが1名専属で付くプライベートツアー。
自分たちのぺ―スで、北海道の冬を存分に満喫しましょう。
行き先は「楓沢 苔の回廊」「美笛 巨木の森」「氷瀑」の3パターンからご希望のルートをご選択いただけます。
観光で色々な場所を回るのではなく、一つの場所に腰を据えてじっくりと、時間に追われることなくのんびりと冬の支笏湖をお楽しみください。
日本最北の不凍湖カヌーツアー ウィンタークルージング
日本最北の凍らない湖「支笏湖」。
冬になると木の葉は落ち、雪が積もればあたりは真っ白。
外気温は氷点下で風は強まり、厳しい自然環境とも言えます。
そんな環境ならではの景色に出会えるのがこの時期の面白さ。
「寒い!!」という印象を受ける冬の湖ですが、生き物やその痕跡を探したり、氷を撮影したりと冬ならではの遊び方をガイドがご案内。
一年中冬の寒さを!
アイスパビリオンはいかがだったでしょうか?
アイスパビリオンは、一年を通して北海道の冬を満喫できる、魅力的な施設です。
氷の彫刻やアトラクション、極寒体験など、様々な体験を楽しむことができます。
アイスパビリオンを訪れて、冬の北海道の素晴らしさを体感してみてはいかがでしょうか。
楽しい北海道旅行のご参考にどうぞ!
支笏湖 観光情報! かのあ 現地コラム