【占冠村】トマムで体験する圧巻の雲海テラス: 大自然のファンタジーを道産子ガイドが徹底解説!
掲載日:2025.03.27

みなさん、こんにちは!
支笏ガイドハウスかのあです!
支笏ガイドハウスかのあでは、国立公園支笏湖でカヌーツアーを冬も含めて一年中実施しています!
北海道旅行で、どこに行こうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
本コラムでは、より楽しい北海道旅行の参考にしていただくために、様々なスポットに実際に足を運び、食べ、泊まるリアルレポートをお届けしています。
今は10月のとある日。
時間は午前2:36。

外は真っ暗。
朝ではなくまだまだ夜です。
今回ご紹介するのは占冠村にある「星野リゾート トマム 雲海テラス」。
雲海を求め、支笏湖からトマムへ今から向かいます。
北海道の大自然の中で、雲海が織りなす幻想的な景色を楽しめるトマムの雲海テラス。
本コラムでは、その魅力について体を張ってご紹介します!
雲海テラスへの大冒険
4:30トマムに到着

トマムに到着しました。
まだまだ外は暗い4:30。

気温はなんと-2度です。
さっそく雲海テラスに赴きましょう。
4:30で長蛇の列

驚きました!
ゴンドラのスタートが5:00だったので随分と余裕をもってやってきたと思っていたところ、そこにはすでに長蛇の列が…。

おそらく100名以上は並んでいたことでしょう。

しかも今日は平日です。
これだけの人々を引き付ける魅力がある…これは期待が高まります!
雲海テラスの概要と魅力
雲の上で過ごす贅沢な時間

雲海テラスでは、まるで雲の上にいるかのような贅沢な時間を過ごせます。
朝霧が漂う神秘的な瞬間。
雲海テラスは、北海道の占冠村にある星野リゾートトマムに位置し、標高1,088メートルの山頂に広がる展望台です。
広大な敷地からは、雄大な十勝岳連峰や大雪山国立公園を一望できます。
特に、早朝に発生する雲海は、まるで地上に広がる白い海のよう。
幻想的な風景は、多くの観光客を魅了し、雲海テラスはトマムの象徴的な観光スポットとして知られています。
施設の特長

雲海テラスは、その壮大な景色だけでなく、ユニークな施設も魅力です。

Cloud9(クラウドナイン)と呼ばれる空中デッキや展望台は、雲海をより近くに感じられる設計となっており、様々な視点から雲海を楽しむことが出来ます。

また、雲海テラスには、カフェやレストラン、お土産ショップなども併設されており、食事や休憩もできます。
肝心の取材日の雲海は・・・?

残念!
この日は天気は非常に良く、雲ひとつない空模様でした。
しかし、雲海は発生ならず!
自然相手なのでこればっかりはどうしようもない!
とはいえ、なかなか拝むことのない日の出を思う存分に堪能しました。

星野リゾートトマムの公式HPでは、雲海が発生する可能性や、過去7日間の発生状況を確認することができます。

もちろん、雲海には出会いたいものですが、山の上から朝日を見る時間は特別な時間になるはずです。
買わなければ当たらない宝くじ同様、雲海に出会えるか・・・ぜひ遊びに行きましょう!
雲海テラスでのアクティビティ
雲海ガイドツアー

雲海ガイドツアーでは、専門のガイドが雲海の発生メカニズムや周辺の自然環境について解説してくれます。
ガイドと一緒に雲海を観察することで、より深く雲海について理解することができます。
また、ガイドツアーでは、雲海テラスの隠れた魅力や撮影スポットなども教えてもらえます。
山頂へはゴンドラで

早朝に運行されるゴンドラは、雲海テラスへの唯一のアクセス手段です。
ゴンドラがオープンしたらまずは整理券をもらいます。

順番になったらゴンドラのチケットの購入。

|
営業期間 |
2025.5/8~2025.10/14 |
|
開館時間 |
【A期間】 5/8~5/31 5:00~7:00 【B期間】 6/1~10/14 5:00~8:00まで(C期間を除く) |
|
雲海ゴンドラ料金 |
大人: 1,900円 小学生:1,200円 未就学児:無料 ペット:500円 |
|
駐車料金 |
無料(約1500台) |

さて、ゴンドラに乗りましょう。

乗る際のゴンドラのスピードは、とてもゆっくりなので安心して乗ることができます。
徐々に広がる絶景を眺めながら山頂へ。

ゴンドラに乗ったら朝日が顔を出し始めました。
また、ゴンドラからは野生動物に出会うことも。

雲カフェでリラックスタイム

雲海や朝日を堪能したら一休み。
雲海テラスには、雲海を眺めながらゆっくりとくつろげるカフェがあります。
ソフトクリームやドリンク類など「雲」をモチーフにしたラインナップです。

今回は、朝ですし雲海コーヒーを注文。


雲のようなマシュマロを乗せたコーヒーは、朝日、そして絶景と相まって染み渡ります。

時期によりますが外が寒い場合もありますので、カフェ内でももちろん休憩することができます。
店内は混雑していることがありますので様子を見ながら利用しましょう。
雲海と合わせて楽しみたいスポット
ニニヌプリで朝食ビュッフェ

トマムリゾート内にある「森のレストラン ニニヌプリ」。
ニニヌプリでは朝食バイキングを楽しむことができます。
|
営業期間 |
2025年4月26日~2025年11月1日 |
|
営業時間 |
6:00~9:30(料理提供9:00まで) |
|
入園料 |
大人:2,600円 7歳〜11歳:1,900円 4歳〜6歳:1,400円 3歳以下:無料 |
|
席数 |
350席 |

雲海テラスを楽しんだらお腹が空いてきました。

ニニヌプリのフレンチトーストと海宝丼は評判で、どれどれその評判とやらを確かめに行きましょう。
まずはフレンチトーストです。

いんや、驚きました。
驚きのジューシーさです。
朝からこんなに幸せホルモンを出していいのでしょうか。
無意識におかわりに出向いていました。
そして海宝丼です。

いやいや、よだれが止まりません。
この記事を書くために再びこのビジュアルを写真で見て、よだれが止まりません。
これは名物だ・・・バラエティに富んだ海鮮の数々に箸が止まりません。
こちらも気がつけばおかわりに・・・。
朝からお腹いっぱいで幸せホルモンがドバドバです。
もちろん、ビュッフェなのでそのほかのメニューも。

もう朝から活力満点に!
こちらも楽しみたい サホロリゾート ベア・マウンテン

ベア・マウンテンは、広大な敷地の中で暮らすヒグマにサファリパーク形式で楽しめる施設です。
ベアマウンテンは、星野リゾートトマムから車でおよそ40分程度の場所にあります。
入場料金
| 営業期間 |
4月26日(土)~10月19日(日) |
| 定休日 |
不定休 |
| 営業時間 |
9:00-16:00 (最終入場15:20) ※10月は日没の関係で15:00最終入場 |
| 大人(中学生以上) |
入場券:2,200円 ベアウィッチングバス付き入場券:3,300円 |
| 小学生 |
入場券:1,650円 ベアウィッチングバス付き入場券:2,750円 |

ベアマウンテンは、バスに乗ってヒグマたちが自由に動き回って生活している様子を、間近で観察できるという貴重な体験ができます。


バスで到着するベアポイントでは、ガラス越しにヒグマが!

ベアポイントでは、ヒグマの生態を詳しく解説するパネルや展示物も設置されており、ヒグマのことを知ることもできます。

サホロリゾート ベア・マウンテンに関しては、こちらのコラムで詳しくご紹介しています!
【新得町】サホロリゾート ベア・マウンテン:エゾヒグマの迫力観察体験を道産子ガイドが徹底解説!
サホロリゾートで日帰り温泉

サホロリゾートは、星野リゾートトマムから車でおよそ40分程度の場所にあります。

日帰り入浴料金
| 大人(中学生以上) |
1,000円 |
| こども |
700円 |
| 営業時間 |
12:00~23:00 |
| 泉質 |
ナトリウム・カルシウムー塩化物泉 |
十勝はサウナが盛んな地域です。
雲海テラスを楽しんだら合わせて温泉とサウナも楽しみたいところ。

出典:サホロリゾート
サウナはセルフロウリュウです。

出典:サホロリゾート
朝から雲海テラス、朝食ビュッフェ、ベアマウンテン、そしてサウナ。
まだまだお昼頃なのに、もうそれだけで一日存分に楽しみ倒しているスケジュールになること間違いなしです!
雲海テラスの前後におすすめのアクティビティ!
車で雲海テラスからおよそ2時間25分の国立公園支笏湖。
雲海テラスを楽しむ前後に支笏湖に立ち寄りカヌーツアーに参加すると、北海道旅行の思い出がより豊かに!
ツアー定員には限りがあるので、お早めの予約がおススメです!
私たちの為の旅。 とっておきの時間。 プライベートカヌー

プライベート対応のプログラム。
ツアーのテーマは「とっておきの時間」。

より手厚くサポートの可能なガイド同乗でのご案内の他、カヌーそのものを楽しみたい場合は、2名/1組ゲストで1艇のカヌーに乗っていただき、ガイドは別のカヌーでご案内するスタイルも可能です!
美しい水のストーリー ネイチャークルージング

ネイチャークルージングは、ガイド同乗の大型のツインカヌーに複数組で乗艇し、のんびりと水に触れ、自然を知り、美しい水のストーリーを体感するプログラムとなります。

「自然の事をじっくり感じたい」「素敵な写真を撮りたい」
といった方には特にお勧めのプログラムです!
特別な瞬間を体験しよう

トマム 雲海テラスはいかがだったでしょうか?
雲海テラスは、北海道の壮大な自然をを感じられる特別な場所です。
ここでしか味わえない特別で貴重な体験をぜひお楽しみください。
楽しい北海道旅行のご参考にどうぞ!

