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ウッド&キャンバスカヌー制作5
掲載日:2010.07.23
カヌー制作の最終回。どんな感じで仕上がったのか。
その前にちょっとだけ写真のダイジェスト。
地道な作業でコツコツと。
次の作業が文字情報では知っているが頭に絵として浮かばないので難航。
ひたすらカヌーを作った期間。
途中支笏に帰ったりはしたが、ほぼ一ヶ月南富良野で車中泊暮らしでした。
カヌー作り中には何度も感動の瞬間がありました。
言葉にできないほどの喜び。物を作る楽しさ。相棒の誕生。
キャンバスが貼らさると一気に風格がでてきた。
ここも私の中で感動の瞬間。
着々と完成に向け進む。
仕上げ方法は色々あるが、キャンバスそのものの見た目の良さ、
重量の関係で過度なコーティングはせず、オイルのみで仕上げた。
そして今日完成の日を迎えた。
南富良野を離れ、我がフィールド「支笏」にウッド&キャンバスを連れて来た。
私は本当に作ってよかったと思う。
途中何度も技術の無い私には無理だと思った。
それでもノコを動かしカンナをかけ続け、
こんなにも素晴らしいカヌーができた。
この経験は作った人にしかわからない。
どんなに知識があって技術があっても作っていなければわからない。
カヌー乗りはカヌーを作るべきだ。
私はずっとこのカヌーと歩んで行きたい。
「壊れたら捨てる」「新しい物を買う」そんな気なんて全く起きない。
直して使おう。そう思う。
私がいいと思う物は私だけの感覚に過ぎない。
でも私はそれでいいと思う。
他人に押し付けないし、強制しない。
そんな自己中心的な考え方で私は進んで行く。
名前: ASHILE(アシル)
全長:4m96cm
最大幅:95cm
重さ:34kg