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北海道エコ・動物自然専門学校キャンプ&カヌー実習2017 Day2
掲載日:2017.05.22
「昼から風が出そうだし漕ぐ場所が下流域なので6時半には出発したい。」
学生たちは起床・朝食・撤収を逆算して4時半起床。
あたりは霧に囲まれ気温は7度。
朝食を作る焚火が暖かく、人が集まる。
予定通りのスタート時間には霧がちょうど抜け始めたところ。
南に抜けていった霧を追いかけDay2のカヌースタート。
普段のツアーは絶対持ち歩かないハードバケツ。
そんなものも学生たちのチョイスには含まれていて・・・邪魔そうでした(笑)
去年も今年も人工物のポーテージを含むコースでツアーを行っています。
日本の川がどうなっているのかを肌で感じることが出来る。
さらに上流から下流までカヌーに乗ってゆっくり水の流れと共に
周囲の環境を見てくると、この違和感は計り知れない。
ダムがあることがダメだという訳ではなく現状を知ることがまずは第一歩。
人工物を、手元の道具で、ある知恵で乗り切る。
ロープでシステムを組んでみる。
写真はガイドとアウトドア専攻の担任。
海は目と鼻の先。ゴールの浜。
「カヌーに乗って旅をする。」
カヌーの技術を習得してほしいのではなく
学生たちには「生きる力」を
「生きる知恵」を感じてほしい。
そんなことを強く考えた時間でした。
チームで動く事、主張するところ、相手を尊重して引くところ、天気読み、火おこし
水の使い方、石の使い方、砂の使い方、木の使い方、時間の使い方・・・。
この業界の話ではなく、一般社会でもしっかり役立つヒントが野外にはあります。
この学校生活ではそんな全員が未来に役立つ知恵を
学んでほしいなと考える卒業生なのでした。
自然の中で生きること学びたい方是非北海道エコへ(笑)