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バーチバークカヌー
掲載日:2018.03.10
カヌーを辿る。
行きつく先はバーチバークカヌー(白樺樹皮カヌー)。
カバの樹皮が船底となり、それにリブ材(あばら骨)と
プランク材(生き物でいうなら肉の部分でしょうか)
で作られる自然界の舟。
昨年このバーチバークカヌーをヨーロッパで作った人がいる。
白樺樹皮細工のユーリさん。
シンプルでまっすぐな生き方のこの人はカヌーという入口ではなく
樹皮細工の世界からカヌーに巡り合った。
今まで見たバークカヌーはカナディアンカヌーミュージアムや
カナダのビルダーさんがつくったものでインディアンのカヌーでした。
今回のカヌーはヨーロッパで教えてもらった形状で
見慣れたカヌーの形状とは少し違う形ですが
使うフィールドや作り手の考え方でも形状は変わるので
これも一例という感じでしょうか。
博物館の飾り物ではなく、使える道具としてのバーチバークカヌープロジェクトが
今北海道で動き始めました。