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かわたびほっかいどう-千歳川編-
掲載日:2018.11.22
かわたびほっかいどう
北海道開発局が実施する「水辺の魅力を発信する」というプロジェクト。
支笏湖で行っている環境省の満喫プロジェクトでの「保護と利用」
の話とは少し違った形ではありますが
千歳川のかわたびプロジェクトも守るものは守り、
変えなきゃいけないところは変え、
整理するところは整理し、
発信するところは発信していく。
そんな風にとらえています。
本来北海道の自然において非常に身近な存在であるはずの「川」が
危険であるということを強く提唱し近づくなという
方向性へもっていかれている現代。
きっと「クマ出没注意」と「川に近づくな」の看板が
北海道の自然の中の2大よく見る看板かなと思っています。
今回開発局や環境調査の方と千歳川をカヌーで下りましたが
「なにしてるんですか?」と聞かれました。
「何してるも何もカヌーしてるんですけど(笑)」と思いながら
「今日は河川の調査なんです。」とお答えしました。
少しでも「いいな~カヌー」と思う人が増える世の中を
作っていけたらいいなと思いますし、そうなる環境を整備できればと思っています。
なんだか開発の人や環境調査系の方を乗せて下るというのは
私にとって非常にうれしいことであり、千歳川というフィールドを
前に進めていく第一歩。
みえているもののことはもちろんのこと。
大事なのは、今まで見てきたもの。これからの千歳川。他地域との比較。
といった見えていないもの。
まる一日かけてじっくり川とその周辺をリサーチ。
河川管理事務所の裏を歩く。
夕方の下流域はやっぱり素敵。
過去に取り付けた川から見る案内看板。
石狩川合流まで36km。
ん~。不思議な看板だ。
いろんな動きへ今後繋げる調査ダウンリバーでした。