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美々川・勇払原野2泊3日~自分たちの町の川を源流から海へ~④
掲載日:2019.05.06
DAY3が始まる。
メンバーも腕が痛いや、まめができた等色々と話はしていたが
今日で太平洋まで行くという明確な目標があるので「ガンバロー」
出艇すると奥には支笏湖連山が見えてきた。
この川はいろんなところからの水が集まり海まで出ている。
その一つの勇払川は、源流が支笏湖モラップ地区。
あの山の麓。
野生の王国下流域。
クネクネだった川はいつしか広い広い川となり、
クネクネしていた操船はいつしかまっすぐ進めるようになり、
木々に囲まれていた景色は送電線やら工場やらの景色に変わり
そんな変化を批判するわけではなく、楽しむというわけでもなく
まずは知るという事。
ゴールに向かって一歩ずつ。
河口2km手前中州に上陸。
最後気合を入れなおしてゴールを目指そう!!
そしてらみるみる満ちてくる水
カヌーは自然と浮かび、足元は水の中。
そんなところからも海が近づいていること実感。
いくぞー!!おーーー!!
疲れているのは皆同じ。
向かい風の中、流れのあまりない川を20km以上漕いだメンバー。
最後の力を振り絞って目指せ太平洋。
そして
たどり着きました太平洋。
うまくいかなかったこともたくさん。
そのたびにどうしたらうまくいくかを考え、
試行錯誤してきました。
相談をしたり、できないことをシェアしアドバイスしあったり、
お菓子を食べて気分転換したり、
そんな問題解決を自分たちでしていくという「思考」や「行動」が
広く使われる「生きる力」というものの一つの中身なのではないかと考えています。
ゴールをするという目標を実行できたことでの達成感。
同時にそこに至る過程をしっかり見返しプロセスからの「生きる力」の学び。
様々な学びが、小中学生のメンバー、家外屋倶楽部スタッフ、かのあガイドチーム
それぞれで感じたプログラムとなりました。
この家外屋倶楽部の活動を通じてかのあとして
毎度いろいろ勉強させていただいていることを心から感謝し
互いに素敵なミッションを持った組織として
助け合いこれからも活動をしていければとおもっています。
次回はまた突拍子のない企画が動き出す予感。