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【千歳市民拡散希望】千歳川アウトドアベース候補地募集

掲載日:2020.10.30

 

私達「支笏ガイドハウスかのあ」では支笏湖と千歳川をツアーフィールドに

2010年から活動を行うアウトドアカンパニーです。

現在私達の拠点施設は支笏湖温泉街にありますが、

今後千歳川でのカヌープログラムをより一層充実したものに変化させるため

「千歳川アウトドアベース」の候補地を探しております。

 

場所の選定の条件としては

    千歳市スポーツセンター~サケマス情報館の間の千歳川から近い場所

    土地でも物件でも構いませんができれば広い場所

 

 

千歳の魅力を「千歳川」から発信する為ご協力をよろしくお願いいたします。

 

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以下アウトドアベース候補地探しに伴うちょっとした補足説明

■私達の役割について  

私達は「野外活動を通じて様々な可能性を創造し、それぞれの人生を充実したものに変化させる」という事を念頭に活動しています。

人は野外にでて活動をすると「出会い、気づき、つながり、感動、共感、挫折」など、「生きていくのにとても重要な学び」を色々な場面で得ることができます。

ガイドという役がいなくてもその学びは得ることができますが、

そこにガイドが加わることで見える世界がさらに大きくなり、

 得られる学びの数も増え、質も上がると考えています。

「場づくり」を行う事で対社会に対自然に大きな価値を生むことができると信じ活動しております。

7月上旬のバイカモ満開千歳川


 

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■なぜ今「千歳川ベース」なのか■

私達は以前より千歳川のベース候補地は探し続けていました。

しかし、まずは支笏湖ベースの確立を目指し活動を行い、2015年に支笏湖温泉街に支笏湖ベースを作りました。

2020かのあ立ち上げ10年の新たなスタートとして

「支笏湖の水の物語の続きでもある千歳川」へ大きく進出したいと考えています。

「千歳川」と「支笏湖」は二つで一つといっても過言ではありません。

千歳川を深く知ることは、支笏湖を知る事にもつながります。

支笏湖ベース

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■千歳川のプログラム■

現在かのあでは2本の千歳川のプログラムを実施しております。

⑴「千歳川半日ダウンリバー」

第二ウサクマイ橋から千歳市スポーツセンターまでの約7km

蛇行が多く護岸も少ないエリア春にはサケの稚魚、夏にはバイカモ、秋には遡上、冬には雪景色と霧氷

といった四季折々の千歳を感じられます。

 

 

 

 


 

⑵「1DAYダウンリバー」

 

第二ウサクマイ橋から祝梅川合流までの約15km

半日の上流域+千歳市街地+根志越や祝梅の下流域を進む1日。

自然度の高い上流域から時代の移り変わりを感じるまちなかの川。

そしてインディアン水車下の下流域という千歳川を知る深いストーリーが感じられます。

 

インディアン水車あたりはカヌーは通れないので
道の駅敷地を徒歩で移動

 

 

下流域はのんびりモード


途中は千歳の中心部を通過
自然が美しいだけではない、人との関わりを肌で感じます。
 
下流域根志越橋は自衛隊と対面することもあり千歳ならでは。
 
ここ数年千歳川プログラムの参加者も増加しており
来期は道の駅下流にて「サーモンウォッチングダウンリバー」を
新規で行うなど千歳川をより一層肌で感じていただく
プログラム展開も思案しております。

 

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■アイヌツーリズムの可能性■

 

 



千歳川は数多くのアイヌの方の生活の場であったり、さらに遡ると擦文時代(1100年前~1300年前頃)のウサクマイ遺跡等があり、昔から美しい水や多くの食料に恵まれた場所であったことが感じ取れます。

 

私達も「千歳アイヌ文化伝承保存会」に加盟するなど千歳のアイヌ文化を学びながら暮らしています。

 

川鮭を捕獲するマレㇰ漁


千歳川でのプログラムではそんな千歳の文化的背景も感じることができる素晴らしい場所です。

今後は丸木舟(チプ)の制作や、丸木舟でのプログラム等も検討しており、

千歳川ベースができた際には「千歳アイヌツーリズム」的な発信も強めてまいります。

 

支笏湖ブルーキャンプにてアイヌカルチャーワークショップ


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■最後に■

私達が暮らす千歳市は現在、北海道で最も平均年齢の低く、人口も増えている町です。

千歳空港を軸とした「観光」という大きな存在に押され、

アウトドア体験なども体験型観光として位置付けられることが多いですが、

私達は千歳の子ども達が多くを学べる場としても

「千歳川」を活用しなければいけないと考えています。

千歳川沿いテトラポット


 

6月水生昆虫観察


小学校の社会で習う「川の作り」や理科で知る「水辺の生き物」といったことを

実体験として学ぶ場づくりを行い、
千歳の野外活動の新たな教育的価値を構築したいとも考えています。
 
最後にもう一度。
 
私達は「千歳」を発信できる場所を探しています。
 
ご協力お願いいたします。
 
 

かのあ 松澤 直紀