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千歳支笏湖氷濤まつり2024 制作秘話Vol5
掲載日:2024.01.21
こんにちは。氷濤まつり会場制作副部長の松澤です。
ここでは氷濤を作る内部の人間しかしらない情報を色々とお伝えしていきます。
VOL4である程度の流れを説明しましたが、一つ忘れてました。
1月に入ると始まる散水作業と夜勤システム。
「支笏湖は寒い!」と思われていますが意外と暖かいって知ってましたか?
強風が吹くので体感は寒く感じるのですが気温はあまり下がりません。
その答えは、、、湯たんぽにあります!!
???
支笏湖は日本最北の不凍湖(凍らない湖)です。
凍らないということは0度以上の水ということ。
それに加え支笏湖は「貯水量日本2位」というデータもあり暖かい水がたくさんある場所なのです。
それはまるで暖かい水を入れた「湯たんぽ」
湯たんぽ効果で支笏湖は気温が下がりません。
具体的には日中は0度からマイナス5度あたりで夜中は下がっても10度。
千歳の街中や空港周辺はマイナス20度を超える日もありますので10度もあったかいんです。
ですので私たちの主力な散水作業は夜中です。
ある程度の低気温と強風が組み合わさると。
我々はアイスマンへと変貌します。
外を歩いているうちに「なんだか体が重くなってきたなー」と体感し始め全身に加えヘルメットも凍っていきます。
こんな苦労をしながら一生懸命氷像を作っております。