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千歳支笏湖氷濤まつり2024 制作秘話Vol3

掲載日:2023.12.13

こんにちは。氷濤まつり会場制作副部長の松澤です。

ここでは氷濤を作る内部の人間しかしらない情報を色々とお伝えしていきます。

氷像「苔の洞門」始まりは松採取

 

11月中旬。支笏湖から出て例年ご協力いただいている間伐作業を行う林業関係の方のところへ。

 

実際の苔の洞門は支笏湖南側にあり、現在は土砂崩れの為閉鎖中。

 

 

既に復活しないことが決定しており、氷像からもこのネーミングをなくした方がいいのではという話も出ていますが今年も健在です。

 

氷像の作り方は単管で骨組みを作り、採取した松を貼り付け、外側から散水を実施する。

 

直接的に散水せずに外側に水を吹きかけることで多くの氷柱が残り不思議な空間を醸し出します。

 

この方法は現在の制作部長が考案したもので、前制作部長の時は張り付けた松に直接水を吹きかけていたそうです。

 

 

その方法だと松が氷の中に埋まり、氷像としては大きく作れますが細かな氷柱を大量に残す氷像を作ることはできなかったそうです。

 

 

文章だけでの説明は大変難しいのですが要するに見せ方も作り方も進化しているのが氷濤まつりだということです。

 

 

北海道内にも多くの氷のイベントがありますが、お互いに協力し合いながら支笏湖は支笏湖らしいイベントを継続できるよう頑張ります。