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支笏湖第五駐車場実証実験

掲載日:2023.08.22

私たちの活動する「支笏湖温泉街」の水辺エリア。

 

昨年より駐車場エリアや水辺の桟橋工事が実施され、それと同時に

 

利用に関するルールや協力金などの仕組みの構築も進んでいます。

 

そんな中、令和5年9月1日~9月30日の期間地図のエリアで活動する方々に協力金お一人500円の実証実験を実施致します。

 

ここからは、私共かのあとしての想いが中心となりますが、支笏湖では頻繁に水難事故が起こり、ここ数年は毎年のように死亡事故も起こっています。

 

そんな状況を改善したいという想いもあり「支笏湖ルール」というローカルルールを数年前に作成し、発信をしてまいりました。

 

その主な内容としては「キャンプ場以外でのキャンプの禁止」や「非動力船はライフジャケットの着用義務」「水遊びの際にはライフジャケットの使用の推奨」など13項目です。

 

私たちは北海道の自然保護調査員業務として支笏湖周辺のフィールドパドロールを実施し、現状の支笏湖の利用の様子等も見てきていますがルールを作っていても無法地帯化していることは間違いありません。

 

私たちは、いつからこんなにだらしのない利用者になってしまったのでしょうか。

 

平気で冷蔵庫や家電製品は森に投げ捨て、駐車帯にはたばこの吸い殻が山になり、湖の中は、残地された釣り糸に水鳥が引っかかり死亡し、千歳川の下流では貝の乱獲なども確認しています。

 

ルール化し、「決まりを守ってね」だけではこの現状の解決は難しく、適切なゾーニングを行い、必要なエリアにおいては「自由自己責任」という使い方ではなく、「管理」の時代に突入しているのだと私は感じています。

 

 

自然の中で遊ぶ、訪れる利用者から負担金をいただき、その資金を使用しエリア管理・運営・整備・修繕を行う。

 

この仕組みが次の時代の自然の中での「基本の遊び方」だと感じます。

 

まずは第五駐車場エリアの水辺利用者から協力金をいただく仕組みを実証実験し、その後地区の拡大や、ホテル宿泊者や商店街利用者などからも「環境保全協力金」をいただきながら、水辺に限らず林道のトレイル整備や動植物のモニタリング、調査研究、エリアパトロールなどを通じて、適正利用を促し、先進的な国立公園の形を作りたいと私は考えています。

 

持続的な国立公園の適正利用化へ。

 

日々私たちも考え行動してまいります。