千歳市が誇る大自然『支笏湖』で、私たちが場づくりを行う背景としては、子どもの野外体験機会の減少があります。

10年以上前から取り上げられているこの問題は都市部に限らず、自然が豊かな北海道・千歳市であっても例外ではありません。

『自然体験』は幼児教育や学校教育の内容に明記されているように、子どもの心技体の成長にとって欠かせない体験の一つです。

2020年、突然のコロナ禍により社会が大きく変化し、リモートワークやオンラインが当たり前という時代に突入しましたが、

私達は、人間が生きる上で直接自然の中で活動する事、本物に触れることが今まで以上に必要不可欠だと考えています。

私たちが住む千歳は、子どもの自然体験にとって絶好のフィールドが揃っています。

屈指の水質を誇る『支笏湖』を有し、その支笏湖からは『清流千歳川』が街中へ流れ込み、国立公園として保護され続けている豊かな森と山々。

『この環境は、質の良い気づきと学びを得られる場である。』

これは、私達がプロのアウトドアガイドとして支笏湖を拠点に10年間携わった中で、痛感した感覚です。

国立公園として守り続けてきたこの『支笏湖』というフィールドは、子ども達がこれから迎えるであろう

想像できないほど進化を遂げる未来に対し、心身共に大きな影響を与えてくれる、自然体験の場づくりには絶好の環境です。

私たちは「アウトドア×教育」というキーワードを軸に、小学生対象の自然体験活動プログラム「かのあアウトドアクラブ」を始動します。

目的は「楽しくてわくわくする経験を積み重ねる」ことで、子ども自身の『心からの自立』を促進します。

このプログラムはご参加いただくご家庭にもご理解ご協力いただかなくては、子どもの経験を積み重ねることはできないと考えています。

是非、今を生きる子ども達がが、しっかりと地に立ち、成長していける環境を、一緒に作り、明るい未来を作っていきましょう。





 プロジェクトリーダー 島田 裕也 
(低学年担当)

私は幼稚園教諭、保育士として保育の現場で9年間過ごしてきました。
9年間を振り返り、感じることは、「子どもは自ら育つ力をもっている」ということ。

ひとつのエピソードを紹介します。

ハサミを使いたい気持ちでいっぱいの1歳の子が、ハサミを使い始めました。
年上の子が教えてあげると、憧れのハサミで切ることができました。

一方、私は3歳の子に、時間をかけてハサミの使い方を教えていました。
やがてはハサミを使えるようになりましたが、今思えばその子はあまりハサミが好きではなかった、
あるいはその瞬間ハサミを使いたくなかったのだと思います。

この経験から強く思ったことは

「学びや成長とは、大人が教えるものではなく、子どもがやりたい気持ちの中にある」ということ。

「子ども自身が望んだことであるか否かで、学びや経験、成長の質の差がある」のだと思います。

自然体験にもこれと同じことが言えると確信しています。

自然の中で興味がある「コト」や「モノ」に触れた時、心が動くようなでき事に出会ったとき、
子どもの目はキラキラしていて、夢中になり何時間でも活動ができるのです。

体験は経験になり、経験は知恵になり、知恵は生きる力の根源になります。

このような子どもの姿を見るためには、そばにいる人の理解(人的環境)とやりたいことができる環境(物的環境)が絶対に必要です。
そしてそこに専門性の高いガイドがることで、より質が高まると私は考えています。

私たちはこれらの環境を整え、支笏湖の自然の力を借りて、子どもが「今」必要な経験ができる、楽しくてワクワクする場づくりをしていきます。

よろしくお願いをいたします。


  かのあ代表 松澤 直紀(高学年担当)

支笏湖に移住し11年。我が家には3人の子どもがおります。長男は今年で5年生、長女は2年生、次女は年長。

 皆支笏湖で生まれ、支笏湖で育ち、幼いうちからカヌーに乗り、時間があれば焚火をし、 アウトドアライフにどっぷり浸かった生き方をしていました。

 月日が経つのは早いもので、長男はあっという間に高学年になり、食事の量も増え、身体も大きくなり、
 行動パターンが変わり、口が悪くなり(笑) 色々な変化を感じ、親としての戸惑う事も多々あります。

 家で漫画を見ていたり、TVを見ていると「外で遊べばいいのにな〜」とよく感じます。
 ですが彼は彼で、小学校生活を楽しみ、そして悩み、自分らしく生きているんだろうと思っています。 

 家の周りがどんなに豊かな自然でも、一緒に遊び、楽しみを共有できる仲間がいなければ中々学びまで結びつかない。

 私が親としてできる事は子ども達が仲間を作り、楽しく活動できる場所へ送り出すことだと強く感じています。

野外活動は子ども達にとって多くの成長の可能性があります。

その可能性をガイドとして提供するのではなく、感じられる場を作っていけたらと考えています。


   
  高学年担当 金子 昌平

 〜プロフィール〜
 ・日本セーフティーカヌーイング協会 アドバンストインストラクター OC
 ・レスキュー3公認 SRT‐1
 ・自然体験活動指導者(NEALリーダー)
 ・日本体育協会公認スポーツリーダー
 ・上級救命講習終了
 ・leave no traceトレーナー

 北海道恵庭市出身。
体育科の大学出身ではあるが在籍時に苫小牧市の小学生から高校生までを対象とした野外活動の運営に携わっていたこともあり、卒業後も道東はオホーツクの北見市にて体育指導員としての勤務を行う傍ら幼児から小学生の野外活動の企画・運営に従事。

野外活動という思い通りにならない自然環境の中で、しっかり充実した活動を行えるようう努めてまいります。

  低学年担当 鳴海 淳哉

〜プロフィール〜
 ・日本セーフティーカヌーイング協会 アドバンストインストラクター OC
 ・自然体験活動指導者(NEALリーダー)
 ・メディックファーストエイドベーシックプラス
 ・上級救命講習終了

 北海道小平町出身。
2021年からの新スタッフながら、大学時代から「かのあ」と関わり、既にカヌーガイド資格まで保有するルーキー。
大学時代に「森のようちえん」のイベントを自身で行ってきた経験があり、「自然×子ども」の可能性も模索し、自らもさらに価値ある野外活動の場づくりができるように勉強中。







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