松澤 直紀 Matsuzawa Naoki


「カヌーガイド歴 16年」

 ・日本セーフティーカヌーイング協会 アドバンストインストラクターカナディアンカヌー
 ・日本セーフティーカヌーイング協会 リバーガイド
 ・北海道アウトドアガイド資格制度認定カヌーガイド
 ・メディックファーストエイドベーシックプラス
 ・JSCA CPR(心肺蘇生法)&AED指導員

 ・千歳アイヌ文化伝承保存会員
 ・北海道アウトドアフォーラム実行委員
 :アウトドアユースウェーブ北海道副代表
 ・千歳支笏湖氷濤まつり会場制作副部長
 ・千歳市支笏湖消防分団員
 ・千歳市水難救助隊員
 ・千歳市社会福祉協議会福祉委員
 ・支笏湖駐在所連絡協議会委員

 2021年。私たちのテーマは「生きるを意味化する」というものです。
生きる上で必要不可欠な衣食住。現代社会は効率良く食べること、着る事、住む事が時代の進歩で得ることができる社会です。
私たちは、次世代に成熟した社会のバトを渡せるように世の中の持続性を考慮し、「意味ある食事」「意味ある衣類」「意味ある生活」を行動の指針とし、日々考え、暮らし、事業を行っております。
このテーマの中で様々な新たな動きが加速するであろう2021年。ガイドという生き方を通じて持続可能な社会づくりに少しでも貢献できればと考えています。


〜プロフィール〜
- 学び時代 -
 北海道札幌市生まれ札幌育ち。
札幌の高校卒業後、北海道エコ・コミュニケーション専門学校アウトドア学科カヌーコースに進学。尻別川・釧路川・洞爺湖等でカヌーガイドの勉強をし、その後沖縄県でシーカヤックガイドとして少しだけ勤務するも、「やはり生まれ育った北海道が好きだ!」ということを強く思い、翌年から洞爺ガイドセンターにて3シーズンカヌーガイドとして勤務。
冬季はカヌーから離れ、ヒグマの解剖や犬ぞりツアースタッフとして働くなかで、様々なガイドのスタイル・想い・暮らしがあることをたくさん肌で感じる。

- かのあ立ち上げ -
2010年支笏湖にて起業しようと思い、当時からカヌーレンタルを行っていた支笏湖ユースホステルのドアを叩き相談を持ち掛ける。
「まずはこの地のことを知ったほうがいい」と提案いただきユースホステルにて働かせていただいたことが支笏湖生活の始まり。
勤務する中で空いた時間に山に登りカヌーに乗り、改めて支笏湖の素晴らしさを感じ、起業の決意をし、24歳で「かのあ」を立ち上げ、支笏湖でのカヌーツアーを開始。

当初のプログラムは現在も続く「SotoCafeカヌーツアー」と「カヌー塾」の2本。

札幌圏のたくさんの仲間、支笏湖の方々に助けられ数年を過ごした2013年。
国内カヌー用品輸入のパイオニア的存在の「ビーバーカヌー」の小林氏よりパドル等の輸入事業を引き継がせていただくこととなり、右も左もわからない中、海外取引をはじめる。

それに伴い、カヌーのルーツを知る為、「OldTownCanoe」、「North Wood Ways」「Grey Owk Paddle」「Canadian Canoe Museum」「Shaw&Tenny」といったカナダ・アメリカのコアな部分を巡り、自分たちが使う道具は、どんな環境で生まれ、どんな人が作っているのかを少しだけ知る。

 
- 支笏湖生活の様々な転機 -

2014年。支笏湖に念願の一軒家を購入。築30年の家を隣町の天才宮大工「ゲンカンパニー 村上 智彦 氏」と共に一期工事としてリノベーション。
支笏湖畔の市営住宅から山のふもとの一戸建てへ引っ越し「支笏暮らし」を本格スタート。

2015年。支笏湖温泉街にショップをオープン。
これまで自宅で事務作業を行い、ビジターセンター等で現地集合解散といったスタイルをとっていた所から大幅にスイッチ。

2016年よりリバートリップCAMEL辻リョータ氏の協力を経て本州遠征をスタート。
様々な川へ行き野外生活の時間が増えて行く中で、「なぜ自分がカヌーに乗るのか」「自分にとってのカヌー」というものを自問自答することが増える。
そんな中で「カヌーに乗って風を感じ、山に陽が沈むのを穏やかな気持ちで眺め、火をおこし、焚火にあたり、静かに星空を眺めながら就寝し、変わらずのぼる東の空の朝日を体いっぱいで感じ一日の力の源にする。」

そんな生き方ができれば素敵だなと純粋に思い、そんな生き方をするためにカヌーに乗っているんだな〜と考えるようになる。



-北海道胆振東部地震-

2018年9月6日。「北海道胆振東部地震」千歳は震度6弱を観測。
「自然の中で自然に暮らすという生き方をしたい」と強く思った所から一変し私たちは当たり前の生活が困難に。
支援活動に向かうと、道路はなく、家は崩壊、帰る場所もなく、避難所生活を余儀なくされた方がたくさんいました。
頭では理解不能な壊滅的な景色や人の動きを目の当たりにし、私の日常であるカヌーツアーを行うことがこれから生きていくうえで
私のやるべきことなのだろうか自問自答した日々。

その中で巡り合ったのがスタードームという避難所にいた子ども達でした。
そこで想いのある数人と共に避難所裏に「皆が楽しめるワンダーランドを作ろう」という計画が地震から数日でスタート。

私はキャンプ機材をドカッと持ち込みベースを作り、焚火をし、、魚取りをし、毎日そこにいる人たちとただただ遊ぶことでたくさんの笑顔を見ることができました。
そこから導き出したひとつの答え、カヌーしか強みがないと思っていた私が見つけた次のステップと役割。

それは「カヌーを使った活動じゃなくとも、カヌーガイドとして学んできたスキルや経験は世の中の様々な活動に役立つ」のだとという気づきでした。

日常を過ごす水の上は陸上に比べ「高いリスクを伴います。」
そんな場所で活動するからこそ意識する「リスクとハザード」の境界線。

「川には近づくな!」というのがわかりやすい例です。

本来はリスクであり、学びの場であるはずの川という自然が、ハザードの位置づけとなり遠ざけられている。

その結果学べるべき環境があるにもかかわらずうまく活用できていない。

そんな事が世の中にはたくさんあり、そんな「場」を作り、コントロールをするのが現代のガイドの役割や可能性の一つであり、

同時に社会的価値につながる部分なのだろうとと考えています。


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